夜につけるマウスピース👄💤

ナイトガードとは

ナイトガードとは、就寝中に歯ぎしりや食いしばりなどから歯や顎を保護するために使用されるマウスピースのことです。当院のマウスピースはペットポトルと同じ素材のものが使用されています。

歯ぎしり・食いしばりの影響

歯ぎしり(ブラキシズム)や食いしばりは、多くの人が無意識に行っている行為であり、特に就寝中に起こりやすいとされています。これらの習慣は、歯や顎に大きな負担をかけ、さまざまな問題を引き起こす原因になります。例えば、歯がすり減ったり、割れたり、被せ物が外れたりすることがあります。また、顎関節症や頭痛、肩こり、顔面痛などの症状が現れることもあります。

当院のマウスピースの種類

当院は2種類のマウスピースをご用意しています。
①ラミネートタイプ(1mm)
1mmという厚さが薄いものになるのでお口の中に入れた時の違和感、異物感が少ないのが特徴です。
しかし、薄い分噛み合わせが強い方だと穴が空いてしまったり壊れやすいという欠点もございます。
こちらは材料を盛り出すことで調整するマウスピースとなっております。
金額は3割負担の方で約3000円でございます。
②ロストワックスタイプ(分厚い方)
ラミネートタイプ(1mm)の方と比べて3倍位違うものになります。
厚さがあるため、すり減りや衝撃に強いく、壊れにくいのが特徴です。
噛み合わせが強い方などにおすすめしております。
しかし、分厚い分お口の中に入れた時の違和感、異物感が感じられやすいものになります。
金額は、3割負担の方で約5000円でございます。

初めて使用する方は違和感の少ない薄いタイプのラミネートタイプ(1mm)をおすすめしております。

ナイトガードの効果とメリット

ナイトガードを装着することにより、歯と歯の直接的な接触を防ぎ、摩耗や破損を抑えることができます。さらに、顎関節や咀嚼筋への負担を軽減することができるため、顎の痛みや頭痛の予防・改善にもつながります。また、音を吸収することで、睡眠中の歯ぎしり音を抑え、家族やパートナーへの迷惑を減らすことができるという利点もあります。

使用方法と注意点

ナイトガードの使用は、基本的には就寝前に装着し、起床後に外すという流れになります。使用後は、お水で洗い、清潔な状態で保管することが重要です。
基本的には水中保管をおすすめしております。ナイトガードが浸るくらいの入れ物、器であればなんでも構いません。
乾燥するのがダメというわけではないのですが、乾燥してしまうと水分を吸収しやすくなってしまい、お口の中に入れた時唾液を吸収して、黄ばみは匂いの原因になります。そのため基本的には水中保管をおすすめしております。長時間の使用によって変形や摩耗が進むため、定期的に歯科医院で点検を受けることを推奨します。また、違和感や痛みを感じた場合は、無理に使用せず、すぐにご相談ください。

睡眠の質への影響

ナイトガードを使用することで、歯ぎしりの抑制や顎への負担軽減が図られ、結果として睡眠の質が向上することも報告されています。慢性的な疲労感や起床時の顎の痛み、頭痛などの不快な症状が軽減されることで、日中の集中力や仕事のパフォーマンスの向上にもつながります。

壊れてしまった場合
当院では壊れてしまったり穴が空いてしまった場合は修理して直すことも可能です。
無くしてしまった場合は保険のルールで半年以上たたないと新しく作り直すことができません。
半年たたないうちに作り直す場合は自費負担となりますのでご了承ください。

まとめ

ナイトガードは、歯ぎしりや食いしばりによる様々な問題を予防・緩和するための有効な手段です。歯や顎の健康を守るためには、自分に合ったナイトガードを適切に使用し、日常的なケアを怠らないことが大切です。歯ぎしりや顎の痛みなどの自覚症状がある場合は、必要に応じてナイトガードの導入を検討することをおすすめします。

知覚過敏について

こんにちは🌞
立川デンタルクリニックすずきです
今回は歯科助手の室本が担当いたします!

2025年の前半がもう終わりますね
私は充実した前半だったなと思っています!
みなさんはどうでしたか??
2025年の後半も充実したものとなりますように、仕事もプライベートも楽しんで行きたいと思います✨✨

梅雨入りしたと聞いていましたがとても暑いですね🥵関西はもう梅雨明けしたとか!!
こちらももうすぐ梅雨明けしそうですね!!
梅雨が明けたらもっと気温が上がりそうですね

暑くなるとやはり食べたくなるのはアイスですね!

アイスは冷たくて美味しいですよね?ただ、冷たいものを食べた時にキーンとなる症状ある方はいませんか?
今回はそんなしみる症状の【知覚過敏】についてお話していきます!

必ずしもしみる=知覚過敏ではないですが、今回は象牙質知覚過敏についてのお話をしていきます

知覚過敏には定義があります。

【温度、乾燥、擦過、浸透圧、科学的な刺激に対して露出した象牙質で起きる短く鋭い痛みで、他の歯質の欠損や病態に起因しないもの】

まず象牙質は歯の一番表層にあるエナメル質の下に存在する歯質のことを指します。

普段象牙質は歯ぐきに覆われているので露出はしていないですが様々な要因によって露出する場合があります。

エナメル質の損失によって象牙質が露出する

①歯ぎしりによって歯が削れることによって露出する
②酸蝕(歯が酸性の飲み物や食べ物、嘔吐等によって溶ける)

歯肉退縮による歯根象牙質の露出

①歯周治療後に起きる場合がある

炎症がひいて歯肉が引き締まると歯が長くなったように感じる方がいます。知覚過敏が起きやすくなる場合もありますが炎症がひいた合図でもあります。

②歯ブラシの圧が強く外傷によっての歯肉退縮

歯ブラシが強く当たっているところは歯肉が下がってしまうことがあります。

特に歯並びが前後している方は歯ブラシが部分的に強く当たりやすいので注意が必要です。

今回象牙質知覚過敏に着目してお話しましたが、しみる症状がある際はまず虫歯がないかやその他の要因がないか診断を歯科医師が行い、その上で知覚過敏かどうかの診断も行います。まずしみる症状がでた方は一度歯科受診をしていただき、原因の確認から一緒に行っていきましょう。

そして、お家でもできるケアとして知覚過敏抑制成分が入ったヒスケアという歯磨き粉も処方しております。併用していただくと効果的です✨

よく市販の歯磨き粉にも含まれている研磨剤も低研磨なので安心です😮‍💨
フッ素も高濃度で配合されているので虫歯予防としても効果的です!

当院でもお取り扱いしておりますので、気になる方はスタッフにお声がけください!

歯科豆知識💡お口の健康を守るヒント

こんにちは!立川デンタルクリニックすずきです💡


日々の生活の中で、歯やお口の健康について気になることはありませんか?今回は、知っていると役立つ歯科の豆知識をご紹介します!ぜひ、日々のケアにお役立てください。

1. フッ素入り歯磨き粉の効果的な使い方

フッ素は虫歯予防に効果的な成分として知られています。しかし、使用方法を誤るとその効果が半減してしまうことがあります。歯磨き後のうがいは最小限にとどめ、フッ素を口内に長く留めることが大切です。また、就寝前の使用が特に効果的とされています。

2. 甘いものだけが虫歯の原因ではない?

「甘いものを食べるから虫歯になる」とよく言われますが、実はご飯やパン、麺、フルーツなどにも糖分が含まれており、それらも虫歯の原因となります。大切なのは、食後や就寝前の歯磨き習慣を守ることです。また、定期的な歯科医院でのクリーニングも効果的です。

3. よく噛むことの健康効果

食事の際、よく噛んで食べることは、虫歯予防だけでなく、肥満防止や脳の発達にもつながります。唾液の分泌が促進され、口内の細菌を洗い流す効果もあります。目安として、一口につき30回の噛む回数を意識してみましょう。

4. 歯石は自分で取らないで!

歯石は歯の周囲に溜まった細菌の塊であり、放置すると歯周病や口臭の原因となります。自分で取ろうとすると歯や歯ぐきを傷つける恐れがあるため、専門の歯科医院での除去が必要です。定期的な歯科医院でのチェックとクリーニングをおすすめします。

5. 乳歯の虫歯も侮れない

乳歯は12歳ごろまでに自然に抜け落ち、永久歯に置き換わりますが、乳歯の虫歯は子どもの健康や発育に悪影響を及ぼす可能性があります。乳歯は永久歯が正しい位置に生えるための重要な目印となるため、早期の虫歯予防が大切です。

6. 歯周病は「サイレント・ディジーズ」

歯周病は初期段階では自覚症状がほとんどなく、気づかないうちに進行してしまうことがあります。歯ぐきの腫れや出血、口臭などの症状が現れた時には、すでに進行している可能性があります。定期的な歯科検診で早期発見・早期治療を心掛けましょう。

7. 歯のホワイトニング、注意点は?

ホワイトニングは歯を白くするための方法ですが、過度な使用や誤った方法で行うと、歯を傷めてしまうことがあります。市販のホワイトニング製品を使用する際は、使用方法を守り、歯科医師に相談することをおすすめします。

8. 喫煙とお口の健康

喫煙は歯周病や口臭、さらには口腔がんのリスクを高めることが知られています。禁煙することで、歯や歯ぐきの健康を守ることができます。禁煙を考えている方は、歯科医院での相談も受け付けています。

9. 歯科医院での定期検診の重要性

虫歯や歯周病は初期段階では自覚症状が少ないため、定期的な歯科検診が重要です。定期検診を受けることで、早期に問題を発見し、適切な治療を行うことができます。歯の健康を守るためにも、定期的な検診を心掛けましょう。

10. お子様の歯の健康管理

お子様の歯の健康は、将来の健康にも大きく影響します。乳歯のケアや歯の生え変わり時期の注意点など、お子様の歯の健康管理についても歯科医院での相談をおすすめします。

📌 最後に

お口の健康は、全身の健康にも大きく影響します。日々のケアと定期的な歯科医院でのチェックを心掛け、健康な歯を維持しましょう。

何か気になることがありましたら、お気軽にご相談ください!