インプラントの治療の流れ

こんにちは

立川デンタルクリニックすずき
院長の鈴木です。

先日、帝国劇場で堂本光一さんの舞台中にセットが倒れるという事故が起きましたね。

あれだけ長くライフワークとしている、舞台でもこのような事故が起こってしまうんだな。とびっくりしました。

じつは、僕が披露宴を行った場所は、帝劇の隣の東京會舘という所でした。

打ち合わせの度に、帝劇のそばを通り、様子をうかがっていたものです。

今日は人が多いなと思うときは、堂本さんの舞台の日でした。
あれだけの人気を長期間維持できるのは凄いなと、感心していたものです。

負傷した方の一日も早い回復をお祈りいたします。

さて、今日は昨日の続き

インプラント治療の実際の流れについてお話ししたします。

まず、インプラントをするという事を相談で決めた後に
他の歯で、治療が必要な場所は無いか、歯周病の状態は問題ないかを確認していきます。

次に上下の型どりをして、模型を作ります。

その模型上で、どの位置に歯をどのくらいの大きさでいれれば良いかを設計していきます。

その理想的な歯の位置に合わせて、インプラントを入れる位置を決めます。

インプラントを入れる位置を決めたら、CT撮影を行います。

予定の位置にどのくらいの幅、高さの骨があるか測定し、インプラントの長さと太さを決めていきます。

その後、分析結果を説明し、そのままインプラント治療をするという事になってから、契約書、同意書を作成いたします。

そして、日程を相談し、インプラント治療を行う。

そのような流れになっています。

実際に最初の相談を受けてから契約書、日程相談までで、早くて1か月ほどかかります。

確かに金額の大きな治療なので、患者さんの立場からすると、勢いも必要なのかもしれません。

相談して、その場で日程決めて、次回にはインプラント治療!

そのようなスピーディーな歯科医院もあるのも事実です。

しかし、大きな金額の治療だからこそ、当院ではじっくりと考え、不安や疑問を解消してから治療に入る。

その方が長期的に見てトラブルの少ない治療、後悔しない治療が出来ると考えています。

ご質問等あればお気軽にご相談ください。

著者紹介

鈴木博貴(歯科医師)

2006年 岩手医科大学歯学部卒業

2007年4月20日 歯科医籍 第158595号 登録

2013年11月 立川デンタルクリニックすずき 開院

「口は身体の入り口 身体の健康は口の健康から」を医院理念とし

分かりやすく、笑顔で、一般歯科、口腔外科、小児歯科、矯正歯科の全ての分野で転院せずに歯科治療を終えることの出来る一貫性を持つことをモットーに治療している

座右の銘は「あの時の自分と今の自分を比べるのは、今の自分に失礼」というイチロー選手の言葉

インプラントの治療計画

こんにちは

立川デンタルクリニックすずき
院長の鈴木です。


昨日、秋田の乳頭温泉で、硫化水素による事故がありましたね。

学生時代、よく行っていた場所なので、びっくりしました。


盛岡から田沢湖って意外に近いんですよ。


あそこらへんは火山が多いので温泉も沢山あります。


しかし、裏を返せば危険性もあるってことったんですね。

全く知りませんでした。

同じような事故が再び起きないように、対策を取られることを祈っています。



さて、最近インプラントの問い合わせが多くなってきています。


そこで、インプラントの話をすると、金額よりも、治療期間でびっくりされることが多いです。


当院で行っているインプラント治療は少なくても半年ほど最終的な物が入るまでに時間がかかってしまいます。


その理由についてお話しします。



まず、インプラントをしたい。というお話しを頂いて一番最初に行うのが検査です。


インプラントを入れる場所には骨がどの位あるのか。
その周りや、咬み合わせの歯などで治療が必要な場所は無いか。
歯周病の状態はどうか。

など
多岐にわたり検査いたします。


そのうえで、どこの場所にどのくらいの太さ、長さのインプラントを入れるべきなのかを決めていきます。


ここの部分に当院では時間と重きを置いています。

インプラントは矯正のように位置を後で動かすことは出来ません。

あとでもう少しこうすればよかった。というのは、トラブルの元になります。


そして、咬みあうはずの歯がしっかりとした位置にないと、どこにインプラントを入れてよいのか分かりません。


とりあえず、ここらへんにインプラント入れて、あとは他で調整しよう。

といって、うまく調整できる上手な先生はいいかもしれませんが、慎重派の僕は確実性を求めて、しっかりと土台作りをしてからインプラントに入るようにしています。


なので、早くインプラントをしたいという人には、もっと早くやってくれるところあるのに、
余計な治療やって。

などど思われるかもしれませんが、
当院のモットーである、長期的に見てトラブルの少ない治療をする。という意味では、そこをおろそかにするわけにはいかないのです。



僕にインプラントのいろはを教えてくれた先生が、
インプラントは手技よりも、治療計画と診査が大事だとおっしゃっていました。



インプラント治療は治療費も高額になりがちです。


しっかりと腰を据えて、トラブルの無いようにするべきだと思っています。


次回は具体的な治療の流れについてお話しします。

著者紹介

鈴木博貴(歯科医師)

2006年 岩手医科大学歯学部卒業

2007年4月20日 歯科医籍 第158595号 登録

2013年11月 立川デンタルクリニックすずき 開院

「口は身体の入り口 身体の健康は口の健康から」を医院理念とし

分かりやすく、笑顔で、一般歯科、口腔外科、小児歯科、矯正歯科の全ての分野で転院せずに歯科治療を終えることの出来る一貫性を持つことをモットーに治療している

座右の銘は「あの時の自分と今の自分を比べるのは、今の自分に失礼」というイチロー選手の言葉

マスクとグローブ

こんにちは

立川デンタルクリニックすずき
院長の鈴木です。

今日は1日あっという間に過ぎ去りました。

当然、昼休みなどは無く…(笑)

最近、1日3食食べることはありません。

どうなんだろ?

身体に悪いのかな…(笑)


さて、
今日は僕たちがマスクやグローブをする理由についてお話しします。

僕がドクターになったばかりの頃は、ほとんどの先生がグローブをしていましたが、まだ、一部の先生は素手で治療してましたね。


今は素手で治療する先生はほとんど見ないですね。


実は、素手の方が治療はしやすいです。

指先の感覚がダイレクトに伝わるので、非常にやりやすいです。


しかし、今現在、グローブ無しで治療することは考えられません。


何故か。


決して患者さんの口の中が汚いから素手で触りたくないとかではないんですよ!!(笑)


今でも覚えているのは、ドクター1年目で、まだ何もできなかったころ、初診の年輩の患者さんに
「手袋をするほど、私の口の中は汚くない!!」
って怒られたことがあります(笑)



グローブやマスクを着用する理由は
僕自身が感染源になるリスクがあるからです。


例えば、前の患者さんがインフルエンザにかかっていたとしましょう。
しかし、まだそこまで熱も出ていないので、治療に来た。

そこで、僕が診療して、僕にインフルエンザウイルスが色々なところに付着します。


その状態で、次の患者さんの診察をすると、僕が原因でインフルエンザを移すことになるかもしれないのです。


手には無数の皺があります。

その皺の間の汚れを完全に落とすためには滅菌されたブラシと1回につき20分近くの手洗いが必要になります。


一人の患者さんを診察して、20分手を洗って、また次の患者さん…

無理ですよね。



しかし、グローブを装着することにより、その時間は大幅に軽減されます。



当院では患者さん一人びとりに新しいグローブを着用しています。


勿論器具も、滅菌済みです。


接客業なんだから、話す時位マスクを外そう!

そう思ったこともありましたが、飛沫感染のリスクの高い距離ではマスクをしたまま話すようにしています。


これも、あくまで、僕が感染源にならないようにするためです。



この辺りは歯科医院によって考え方が変わってくると思いますので。

当院ではこのような考えでこうしています。

というお話しでした。

著者紹介

鈴木博貴(歯科医師)

2006年 岩手医科大学歯学部卒業

2007年4月20日 歯科医籍 第158595号 登録

2013年11月 立川デンタルクリニックすずき 開院

「口は身体の入り口 身体の健康は口の健康から」を医院理念とし

分かりやすく、笑顔で、一般歯科、口腔外科、小児歯科、矯正歯科の全ての分野で転院せずに歯科治療を終えることの出来る一貫性を持つことをモットーに治療している

座右の銘は「あの時の自分と今の自分を比べるのは、今の自分に失礼」というイチロー選手の言葉