こんにちは♪
立川デンタルクリニックすずきです🦷
今週は歯科助手の石井がブログを担当させていただきます😊
みなさんは”キシリトール”はご存知でしょうか?
ガムやお菓子などに入っていることが多く、スーパーやコンビニで見かけたことがある人も多いのではないでしょうか😎
また、”キシリトール”は歯にいいもの🦷というイメージを持っている方もいらっしゃると思います💭
そもそも、キシリトールは何なのか?どのような効果があるのか?
今回はキシリトールについてお話ししたいと思います!
キシリトールとは??
キシリトールは、主に白樺(しらかば)や樫(かし)といった樹木や植物を原材料とする、天然の甘味料です。イチゴやカリフラワー、ラズベリー、ホウレン草などの野菜や果物にも含まれています🍓🥬
また、私たち人間の体の中でも1日に約10〜15グラム作られています。人工的に作られたキシリトールもあり、お菓子やさまざまな加工食品に使われていますが、成分は自然由来のものと同じなので、安心して摂取できます✨
それではキシリトールを摂取することはどのような効果があるのでしょうか?
1、砂糖より血糖値を上がりにくくする
キシリトールは砂糖と同じぐらいの甘みがありますが、カロリーは砂糖の4分の3ほどしかありません!血糖値を上げないため、糖尿病患者さんの食事の甘味料としても使われています💡
2、唾液の分泌を促してくれる
唾液はお口の中をきれいにしてくれる効果もあるので、虫歯になりにくい口腔内環境を作ります。これはお口の中の健康を保つために必要なことです。
キシリトールの甘さが唾液の分泌を促してくれたり、キシリトールガムを噛むことで分泌がさらに促されたりします。甘味による刺激と咀嚼の2つの効果で、お口の健康を守ることができます💡
3、虫歯予防に最適
キシリトールが虫歯予防に良いと言われる理由は3つあります。
①プラーク(歯垢)をサラサラにする
②虫歯の原因となる酸を作らない
③再石灰化を促す
では、キシリトールを意識して取り入れるにはどのようにしたら良いかお話ししていきます‼️
虫歯予防のための必要なキシリトールの量は1日5グラムといわれています。
ガムなどの市販のキシリトール製品は、商品にもよりますがキシリトールの配合割合が低いです。
キシリトールはタブレットや飴にも含まれているので、歯科矯正をしている方や入れ歯等でガムを控えている方も、安心して摂取できます😋
ただ、ガムを噛むことで唾液の分泌が促されるので、可能であればタブレットや飴よりガムの摂取がおすすめです🦷
なお、キシリトールは一度にたくさんの量を摂取するとお腹がゆるくなり、下痢を引き起こすことがあるため、摂りすぎには注意してください⚠️
キシリトールはあくまでも補助的に使うものなので、普段から正しい歯みがきができていないと、効果は得られにくいです。歯みがきの仕方やキシリトールの摂取量に注意しながら、歯科医院で定期検診を受けることが、お口の健康維持に大切です🦷✨