誤嚥性肺炎について

こんにちは♪

歯科衛生士の川﨑です😊

11月に入りましたね🍂

3連休✨みなさんいかがお過ごしでしょうか?

最近「マイコプラズマ肺炎」が流行っているようですね。体調崩す方も多い様ですがみなさんは、大丈夫ですか?

今回は、日本人の死亡理由で上位を占める「肺炎」。
肺炎には、ウイルス性肺炎、肺炎球菌性肺炎、マイコプラズマ肺炎など様々な種類があります。

その中でも、70歳以上の高齢者がかかる肺炎のうち70%以上を占める「誤嚥性肺炎」

誤嚥性肺炎は、歯周病と深い関係があると言われています。最悪の場合、死に繋がる誤嚥性肺炎を防ぐためには口腔ケアが欠かせません。

歯周病は、歯を支えている組織が破壊されていく病気です。歯茎が赤く腫れ、歯根膜に炎症が広がり、やがては顎の骨さえも溶かしてしまいます。

そんな歯周病による悪影響は、口腔内にとどまりません。脳梗塞や心筋梗塞、糖尿病のリスクを引き上げることは皆さんもご存知のことでしょう。

それに加えて、「誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)」とも強い関連があることがわかっています。

誤嚥性肺炎からは、歯周病の原因にもなる「歯周病原性細菌」が多く検出されるため、お口の中の歯周病菌が多い方、すなわち歯周病が進んでいる方は、誤嚥性肺炎になるリスクが高いと言えます。

今回は、前回お話しましたオーラルフレイルにも関わる、歯周病と誤嚥性肺炎の関連性、そして口腔ケアの必要性についてお話をいたします。

【肺炎と誤嚥性肺炎】

肺炎と誤嚥性肺炎は似て非なるものです。肺炎は、細菌や真菌によって気管や気管支、肺胞などに炎症が起こる病気です。いっぽうの誤嚥性肺炎は、誤嚥によって口腔内の細菌が食べ物と一緒に肺に入り込み、炎症が起こる状態です。

この誤嚥性肺炎は主に高齢者に多く見られます。また病気などで寝たきりの方にも起こり、死に至るという最悪の事態を引き起こしてしまうリスクがあります。

通常食べ物は咀嚼後、食道を通って胃に送られ、消化されていきます。誤嚥性肺炎は、食道ではなく誤って気管に入り込んでしまいます。健康な人でも唾液が誤って気管に入ってしまうことがありますが、嚥下反射という反射神経が働き、むせ返る程度で通常は大事に至りません。しかし高齢者の方の誤嚥性肺炎は嚥下力が低下しており、うまく吐き出せない場合が多く見られます。

特に歯周病があると誤嚥性肺炎のリスクが高くなります。 その理由は歯周病を放置していると多くの細菌(肺炎の病原菌を含む)を口の中に含んだ状態で、その口から食べ物が入り誤って気管、肺に入ってしまうことで誤嚥性肺炎の危険性が高くなります。

誤嚥性肺炎の発症を防ぐには、歯磨きなどによる口腔ケアで肺炎の原因菌や歯周病菌を減らし、口の中を清潔に保つことが重要となります。

口腔ケアの基本は、歯ブラシ、歯間ブラシ、舌の専用ブラシなどを用いて、細菌を取り除くことです。
ちなみに入れ歯にも細菌が繁殖するので毎日の洗浄は欠かせません。
 

歯周病の多くは自覚症状がなく進行していき、最終的には歯が抜けてしまします。重度歯周病はお口の中だけではなく、全身の健康にまで悪影響を及ぼします。

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監修  歯科医師  鈴木博貴

日本スポーツ協会公認 スポーツデンティスト

日本アンチエイジング歯科学会 認定医

日本スポーツ歯科学会 認定医

日本歯科審美学会 会員

インビザライン GoldⅡステータスドクター

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