被せ物について🙌

こんにちは😸👋

お盆休みもおわり、そろそろ夏休みも終わる頃ですね💦

暑い中みなさんはいかがお過ごしですか??

まだ暑い日々が続きますが熱中症対策などして元気に残りの夏を過ごしましょう!!!

さて、お話は変わりますが本日は補綴のことについて説明させていただきたいと思います!!

一つ一つの特徴についてしっかりご説明させていただきますので実際補綴物を選ぶ時の参考になればと思います!

まず補綴というものは失われた歯や噛み合わせ、口腔機能を人工的に回復させることを言います。

その補綴の種類についてご説明させていただきます。

まず大まかに分けて3種類ございます。

1固定性補綴

(土台の歯にくっつけることで取り外しができないもの)

・インレー

 部分的にする被せ物

・クラウン

 歯の全体を覆う被せ物

・ブリッジ

 欠損部の両隣の歯を支台にして人工歯を橋のようにかけ 

 る方法

→ブリッジを行う上でのメリットデメリット

メリット___しっかり噛める 違和感が少ない

デメリット__支台歯となる歯を削らなくてはいけない

2可撤性補綴

(取り外しが可能なもの)

・部分義歯(パーチャルデンチャー)

   一部の歯が残っている場合に用いる取り外し式義歯

・総義歯

 全ての歯を失った場合の入れ歯

→義歯のメリットデメリット

メリット___広範囲の欠損にも対応できる

デメリット__装着感になれば必要 噛む力は天然歯より  

       劣る

3インプラント補綴

 歯を失った部分の顎の骨に人工の歯根(チタン製など) 

 を埋め込み、その上に人工歯を装着する治療法 

大まかに分けてこの3つの種類があります。

今回はその中でも固定性補綴について詳しくご説明させていただきます。

まずはメタルの被せ物です。

メタルの被せ物とは、金属製の被せ物全般を指します。金属冠は素材が全て金属であり、強度が高く保険適用されるものです。

メタルの被せ物のメリットデメリットをご紹介します。

メタルのメリット

1. 強度が高い

→ 奥歯の強い噛む力にも耐えられる

2. 長期的に安定

→ 割れにくく、耐久性に優れる

3. 保険が効く

→ 比較的安価で治療できる

4. 適合精度が高い

→ 金属は加工性がよく、歯にフィットしやすい

メタルのデメリット

1. 審美性に劣る

→ 銀色が目立つ(特に前歯には不向き)

2. 金属アレルギーのリスク

→ ニッケルやパラジウムによるアレルギー、口内炎、皮膚炎など

3. 歯ぐきの変色

→ 金属イオンの溶出で歯肉が黒ずむことがある(メタルタトゥー)

4. 歯を削る量が多い

   → セラミックに比べると厚みを取るために歯質を  

    多く削る場合がある

次に自費の被せ物を説明させていただきます。

・e-max(イーマックス)

 金属を使わないメタルフリー補綴の代表作です

 色、硬さ共に自分の歯に最も近い素材です。

 e.maxのメリット

1. 審美性が高い

• 天然歯のような透明感と色調があり、自然な見た目。

• 前歯や笑ったときに見える部分に最適。

2. 金属アレルギーがない

• 完全メタルフリーなので、金属アレルギーや歯肉の黒ずみの心配がない。

3. 適合精度が高い

• デジタル技術で精密に作られるため、歯とのフィット感が良い。

4. 強度も十分(400MPa程度)

• 保険のCAD/CAM冠や従来のセラミックより強く、奥歯にもある程度使用可能。

5. 変色しにくい

• プラスチック系の材料(レジン)と違い、長期的に色が変わらない。

    6.     清潔感が高く虫歯菌がつきにくい

e.maxのデメリット

1. 割れるリスクがある

• 金属ほどの強度はないため、強い噛みしめ・歯ぎしりがある人には不向き。

2. 費用が高い

• 保険適用外(自費診療)。1本あたり8〜15万円程度が相場

・ジルコニア

ジルコニアは人工ダイヤと呼ばれるほどの硬さがある

自費の被せ物です

ジルコニアのメリット

1. 非常に強度が高い

• セラミックの中で最も強く、奥歯やブリッジなど強い力がかかる場所でも使用できる。

2. 審美性がある(白い素材)

• 金属ではなく白色なので、見た目が自然。

• 歯ぐきの境目から黒く見えることがない。

3. 金属アレルギーの心配がない

• 完全にメタルフリーで、生体親和性が高い。

4. 耐久性・安定性に優れる

• 摩耗や変色がほとんどなく、長期的に使用可能。

5. 歯ぐきにやさしい

• 金属イオンが溶け出さないため、歯肉の黒ずみ(メタルタトゥー)が起きない。

ジルコニアのデメリット

1. 費用が高い

• 保険がきかないため、1本あたり10〜18万円前後と高額。

2. 透明感がやや劣る

• e.maxなどガラスセラミックと比べると自然な透明感が少ない。

• 特に前歯では審美性にこだわる人には物足りない場合がある。

3. 硬すぎる

• 強すぎるため、噛み合う歯(対合歯)を傷めるリスクがある。

・エステニア

 エステニアはハイブリットセラミックと呼ばれる

 (セラミックとレジンの複合素材)を使った被せ物です

エステニアのメリット

1. 審美性がある

• 白くて自然な色調で、天然歯に近い見た目。

2. 金属を使わない

• 金属アレルギーの心配がない。

• 歯ぐきが黒くならない。

3. 歯にやさしい硬さ

• 天然歯に近い硬さなので、噛み合う歯を傷つけにくい。

4. 加工しやすい

• 調整や修理が比較的容易。

5. 費用がジルコニアやe.maxより抑えられる

• 自費診療ではあるが、セラミックより安価なことが多い。

エステニアのデメリット

1. 耐久性はセラミックより劣る

• レジン成分を含むため、長期的に使うと すり減りやすい

2. 変色の可能性

• プラスチック部分が経年的に 着色・変色 することがある。

3. 強度はジルコニアやe.maxより低い

• 強い力のかかる奥歯やブリッジには不向きな場合がある。

4. 自費診療(保険外)

    ・ 保険は効かないので、費用は1本5〜   

      8万程度が多い

・ホワイトクラウン

 ホワイトクラウンは歯に接着する面(内側)は金属で

 外からの見た目が白になっている被せ物です

ホワイトクラウンのメリット

• 自然で美しい見た目(天然歯に近い色調)

• 金属アレルギーの心配がない(メタルフリーの場合)

• 歯ぐきが黒くならない

• 笑顔や会話で自信を持てる

ホワイトクラウンのデメリット

• 多くが 保険適用外 → 自費診療で高額(1本5〜15万円程度)

• 材料によっては割れやすい(e.maxやハイブリッドなど)

• 強度が高すぎると、噛み合う歯を傷めることがある(ジルコニアなど)

このように自費の被せ物でもたくさんの種類があります。

被せ物を作る時は被せ物の種類の特徴を理解して自分に合ったものを選ぶのがいいと思います!

当院は患者様にあった被せ物をご紹介できるようにしっかりとカウンセリングをしていきます!!

いつでもご相談ください👋

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