「入れ歯は食べる時だけでいいの?」のFAQ

こんにちは‼️

立川デンタルクリニックすずきです。

年の瀬もせまる中、皆さん

体調崩したりしておりませんか?😌

今回は歯科衛生士、川﨑が担当いたします。

入れ歯って食べる時だけ使えばいいの?という質問にお答えしていこうと思います。

入れ歯は「食べる時だけ」使えばいいの?

「入れ歯って、食事の時だけ入れればいいんですよね?」

とてもよく聞かれる質問です。

今回は「なぜ食事の時だけではいけないのか」「外した方がいいタイミングはいつなのか」を、わかりやすくお話しします。

入れ歯には種類があります

一口に入れ歯と言っても、大きく分けて次の2種類があります。

部分入れ歯(歯が一部残っている方)

総入れ歯(歯がすべてない方)

この違いによって、入れ歯との付き合い方も少し変わってきます。

食事の時だけ入れるのはアリ?

「普段は外していて、食事の時だけ入れたい」というお気持ち、実はとてもよくわかります。

ただし、基本的にはおすすめできません

理由は主に3つあります。

① お口が入れ歯に慣れなくなる

入れ歯は、装着している時間が短いと

・違和感が強くなる

・痛みが出やすくなる

・噛みにくくなる

といった問題が起こりやすくなります。

特に作りたての入れ歯は、ある程度の装着時間が必要です。

② 噛み合わせが安定しない

入れ歯は、噛み合わせのバランスもとても大切です。

食事の時だけ入れる生活を続けると、顎の動きや噛み方が安定せず、

「うまく噛めない」「ずれる」と感じやすくなります。

③ 残っている歯や歯ぐきに負担がかかる

部分入れ歯の場合、食事の時だけ使うと残っている歯に急に強い力がかかることがあります。

その結果、歯が揺れたり、歯ぐきが痛くなったりすることもあります。

じゃあ、ずっと入れっぱなしがいいの?

ここでよくある次の疑問です。

「じゃあ、寝る時もずっと入れ歯を入れておいた方がいいんですか?」

これに関しては、基本的には就寝時は外すことをおすすめしています。

寝る時に外した方がいい理由

・歯ぐきを休ませるため

入れ歯は歯ぐきの上に乗っています。

長時間つけっぱなしだと、歯ぐきが圧迫され続け、炎症の原因になることがあります。

・細菌やカビの繁殖を防ぐため

入れ歯を入れたまま寝ると、

口の中が乾燥しやすく、細菌やカビ(カンジダ)が増えやすくなります。

・誤嚥や破損のリスクを減らすため

寝ている間に外れたり、強く噛んでしまうことで、

入れ歯が壊れるリスクもあります。

おすすめの入れ歯の使い方

多くの方におすすめなのは、次の使い方です。

日中(会話・食事・外出時)は装着

就寝時は外

外したら必ず清掃+保管

これが、歯ぐきにも入れ歯にも優しい使い方です。

こんな場合は歯科医院に相談を

・入れ歯を入れると痛い

・食事の時にズレる

・外す時間が長くなってしまっている

・入れ歯が当たって口内炎ができる

これらは「入れ歯が合っていない

サイン」の可能性があります。

我慢せず、ぜひ歯科医院で調整を受けてください。

最後に・・・

「入れ歯は食べる時だけ?」という質問に対する答えは、

基本は

 日中は使う

 寝る時は外す

 自己判断せず歯科医院で確認

です。

入れ歯は、正しく使うことで快適さも寿命も大きく変わります

気になることがあれば、いつでもお気軽に当院にご相談くださいね。

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