スポーツなどで歯が折れてしまった場合のFAQ

今日は歯科医師の吉田が担当させて頂きます!

皆さん今年に入って早20日以上経ちますがいかがお過ごしでしょうか?
最近また寒くなってこたつが恋しいので買うか悩む毎日を過ごしている自分がおります😌
日によって寒暖差が大きいので皆様も体調を崩されないよう気をつけてお過ごしくださいね☺️

それでは今日の本題である「スポーツなどで歯が折れたらどうしたらよいのか?」について疑問を解決していきましょう!

転んだり、スポーツ中の接触事故、交通事故、遊具から落ちたなどによって「歯が折れた」「グラグラになった」「丸ごと抜けてしまった」…そんな経験がある方、あるいはお子さんがいる保護者の方いませんか??

これらの外傷にどう対応するかで、歯を将来的に残せるかどうかが大きく左右されます。
まずは外傷の種類について見ていきましょう。

歯の外傷の種類

歯の外傷には大きく分けて4種類ほどあります:

歯の破折(歯が欠ける、割れる)

歯の亜脱臼(歯がグラグラしている状態)

歯の脱臼(歯が完全に抜け落ちてしまった状態)

歯の打撲(見た目は正常でも歯の中が損傷していることがある)

これらの外傷が起こった時、放置や自己判断してしまうと危険です。見た目が大丈夫でも、神経や歯根膜が傷んでいることが多く、後から歯の変色や歯根の吸収が起きることがあります。
また、歯だけでなく顎を骨折していたり、頭を強く打っていたりすることもあるので見た目で判断せずに受診するようにしましょう。

それでは歯が抜けたときはどうすればいいのか?
この疑問に答えていこうと思います。

歯が完全に抜けた(脱臼)場合は、時間との勝負です。再植(もう一度歯を元の位置に戻す処置)が成功するかどうかは、歯が抜けてからの時間と保存状態に大きく左右されます。

大事なポイントとしては

・抜けた歯の根の部分には触らない(根にくっついている歯根膜と組織が重要なため)

・汚れていたら軽く水で流す(決してこすらない。こすると歯根膜がない状態になってしまう)

・歯を牛乳もしくは口の中に入れておく

・可能な限り30分以内に歯科医院へ向かう

では歯が折れてしまったらどうするか?
今度はこの疑問に答えていきます。

破折の程度によって治療法は異なるのですが、浅い破折であれば、プラスチックの材料で治療できることが多いです。一方、神経まで達する破折であれば、根っこの治療が必要になるか、最悪の場合は抜歯になるケースもあります。

外見だけで破折の深さを判断するのは難しいため、レントゲンやCTによる診断が不可欠と言えます。

最後になりますが、歯は意外と鋭利なので歯が無事でも唇が切れていたり、歯茎が切れていたり色んなことが起こっている可能性があります。必ず自身で判断せず受診するようにしてください!
どの歯医者にいけば分からない場合は口腔外科のある総合病院または口腔外科を得意としている歯科医院があればそちらに行くのがいいかもしれません。
かかりつけの歯医者さんがある場合は一度電話して対応してもらえるかどうか聞いてみてください!

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