歯周病とは

こんにちは

立川デンタルクリニックすずき
院長の鈴木です。

月曜日に国立新美術館で開催されている
ルーブル展に行ってきました。

平日なので、空いてるのかと思いきや、びっくりするくらいの人でした。

僕がいった美術館のなかで、一番混んでたかも…

ルーブルの魅力ってすごいですね。


その中で、目を引いたのは抜歯屋の存在でした。

昔は、歯医者に歯を抜いてもらうなんて、位の高い人だけの特権だったんですね。


一般庶民は闇医者に拷問のように歯を抜かれていたんですね。

しかも、その抜歯屋の周りにはスリとか沢山いて…


凄い時代だったんだなって思います。


また、3~5年後位ですかね。
第二弾が開催されるでしょうから、その時にまた行きたいと思います。



今日から歯周病のお話しをしようと思います。


色々記事を書いていたのですが、歯周病の根本的な事を書いている記事が少ないことに気が付きました。

普段から思いついたことを書いてるツケですね…


歯周病とは以前は歯槽膿漏とも呼ばれていました。

歯を支える骨、歯槽骨が、歯周病菌によって、溶かされ、支えを失った歯はグラグラし、最後には抜けてしまうというものです。


そして、歯周病の一番怖いところは、自覚症状が少なく進行していくところです。


痛みや何かの自覚症状が出たときはある程度進行していることが多いです。



そして、一度溶けてなくなってしまった歯槽骨を元の高さまで戻すことは非常に難しいと言われています。


基本的な治療は良くするではなく、これ以上悪くならないようにする。という治療方法になります。


早期治療が結果を大きく左右するわけです。


なので、早めに行きましょうね!
こまめに行きましょうね!


と啓蒙活動しているのです。




では、実際、歯周病の治療ってどんなことするの?



これについてはまた明日お話しますね!

著者紹介

鈴木博貴(歯科医師)

2006年 岩手医科大学歯学部卒業

2007年4月20日 歯科医籍 第158595号 登録

2013年11月 立川デンタルクリニックすずき 開院

「口は身体の入り口 身体の健康は口の健康から」を医院理念とし

分かりやすく、笑顔で、一般歯科、口腔外科、小児歯科、矯正歯科の全ての分野で転院せずに歯科治療を終えることの出来る一貫性を持つことをモットーに治療している

座右の銘は「あの時の自分と今の自分を比べるのは、今の自分に失礼」というイチロー選手の言葉

インプラントの治療の流れ

こんにちは

立川デンタルクリニックすずき
院長の鈴木です。

先日、帝国劇場で堂本光一さんの舞台中にセットが倒れるという事故が起きましたね。

あれだけ長くライフワークとしている、舞台でもこのような事故が起こってしまうんだな。とびっくりしました。

じつは、僕が披露宴を行った場所は、帝劇の隣の東京會舘という所でした。

打ち合わせの度に、帝劇のそばを通り、様子をうかがっていたものです。

今日は人が多いなと思うときは、堂本さんの舞台の日でした。
あれだけの人気を長期間維持できるのは凄いなと、感心していたものです。

負傷した方の一日も早い回復をお祈りいたします。

さて、今日は昨日の続き

インプラント治療の実際の流れについてお話ししたします。

まず、インプラントをするという事を相談で決めた後に
他の歯で、治療が必要な場所は無いか、歯周病の状態は問題ないかを確認していきます。

次に上下の型どりをして、模型を作ります。

その模型上で、どの位置に歯をどのくらいの大きさでいれれば良いかを設計していきます。

その理想的な歯の位置に合わせて、インプラントを入れる位置を決めます。

インプラントを入れる位置を決めたら、CT撮影を行います。

予定の位置にどのくらいの幅、高さの骨があるか測定し、インプラントの長さと太さを決めていきます。

その後、分析結果を説明し、そのままインプラント治療をするという事になってから、契約書、同意書を作成いたします。

そして、日程を相談し、インプラント治療を行う。

そのような流れになっています。

実際に最初の相談を受けてから契約書、日程相談までで、早くて1か月ほどかかります。

確かに金額の大きな治療なので、患者さんの立場からすると、勢いも必要なのかもしれません。

相談して、その場で日程決めて、次回にはインプラント治療!

そのようなスピーディーな歯科医院もあるのも事実です。

しかし、大きな金額の治療だからこそ、当院ではじっくりと考え、不安や疑問を解消してから治療に入る。

その方が長期的に見てトラブルの少ない治療、後悔しない治療が出来ると考えています。

ご質問等あればお気軽にご相談ください。

著者紹介

鈴木博貴(歯科医師)

2006年 岩手医科大学歯学部卒業

2007年4月20日 歯科医籍 第158595号 登録

2013年11月 立川デンタルクリニックすずき 開院

「口は身体の入り口 身体の健康は口の健康から」を医院理念とし

分かりやすく、笑顔で、一般歯科、口腔外科、小児歯科、矯正歯科の全ての分野で転院せずに歯科治療を終えることの出来る一貫性を持つことをモットーに治療している

座右の銘は「あの時の自分と今の自分を比べるのは、今の自分に失礼」というイチロー選手の言葉

インプラントの治療計画

こんにちは

立川デンタルクリニックすずき
院長の鈴木です。


昨日、秋田の乳頭温泉で、硫化水素による事故がありましたね。

学生時代、よく行っていた場所なので、びっくりしました。


盛岡から田沢湖って意外に近いんですよ。


あそこらへんは火山が多いので温泉も沢山あります。


しかし、裏を返せば危険性もあるってことったんですね。

全く知りませんでした。

同じような事故が再び起きないように、対策を取られることを祈っています。



さて、最近インプラントの問い合わせが多くなってきています。


そこで、インプラントの話をすると、金額よりも、治療期間でびっくりされることが多いです。


当院で行っているインプラント治療は少なくても半年ほど最終的な物が入るまでに時間がかかってしまいます。


その理由についてお話しします。



まず、インプラントをしたい。というお話しを頂いて一番最初に行うのが検査です。


インプラントを入れる場所には骨がどの位あるのか。
その周りや、咬み合わせの歯などで治療が必要な場所は無いか。
歯周病の状態はどうか。

など
多岐にわたり検査いたします。


そのうえで、どこの場所にどのくらいの太さ、長さのインプラントを入れるべきなのかを決めていきます。


ここの部分に当院では時間と重きを置いています。

インプラントは矯正のように位置を後で動かすことは出来ません。

あとでもう少しこうすればよかった。というのは、トラブルの元になります。


そして、咬みあうはずの歯がしっかりとした位置にないと、どこにインプラントを入れてよいのか分かりません。


とりあえず、ここらへんにインプラント入れて、あとは他で調整しよう。

といって、うまく調整できる上手な先生はいいかもしれませんが、慎重派の僕は確実性を求めて、しっかりと土台作りをしてからインプラントに入るようにしています。


なので、早くインプラントをしたいという人には、もっと早くやってくれるところあるのに、
余計な治療やって。

などど思われるかもしれませんが、
当院のモットーである、長期的に見てトラブルの少ない治療をする。という意味では、そこをおろそかにするわけにはいかないのです。



僕にインプラントのいろはを教えてくれた先生が、
インプラントは手技よりも、治療計画と診査が大事だとおっしゃっていました。



インプラント治療は治療費も高額になりがちです。


しっかりと腰を据えて、トラブルの無いようにするべきだと思っています。


次回は具体的な治療の流れについてお話しします。

著者紹介

鈴木博貴(歯科医師)

2006年 岩手医科大学歯学部卒業

2007年4月20日 歯科医籍 第158595号 登録

2013年11月 立川デンタルクリニックすずき 開院

「口は身体の入り口 身体の健康は口の健康から」を医院理念とし

分かりやすく、笑顔で、一般歯科、口腔外科、小児歯科、矯正歯科の全ての分野で転院せずに歯科治療を終えることの出来る一貫性を持つことをモットーに治療している

座右の銘は「あの時の自分と今の自分を比べるのは、今の自分に失礼」というイチロー選手の言葉