歯にまつわるお話し

さくら🌸が咲くのが待ち遠しい季節になりましたね。

立川デンタルクリニックすずき

歯科衛生士の川﨑です。

今日は歯にまつわるお話しをいくつかお話ししたいと思います‼️

⭐️歯磨き後のうがいは1回?

 むし歯はいわゆるむし歯菌が糖を食べて酸を作り、これが歯の成分である(ハイドロキシ)アパタイトを溶かすことにより起こります。これを「脱灰」といいます。

 初期のむし歯では、脱灰したアパタイトが歯に戻る「再石灰化」と呼ばれる現象が起こります。フッ素、正しくはフッ化物を含むアパタイトは再石灰化を起こしやすく、いったん歯に戻ると次には脱灰しにくいため、歯の表面が強いアパタイトに置き換わってむし歯に強くなります。つまり再石灰時にフッ化物がお口の中にあることが重要となります。これがむし歯予防にはフッ素入りの歯みがき剤(ペースト、粉など)が良いといわれるゆえんです。

 ところが歯みがきの後に何回もうがいをすると歯みがき剤に含まれるフッ化物が流れて薄くなってしまうのです。歯磨き後に汚れを吐き出した後の仕上げのうがいは、ごく少量の水で1回だけにして、しばらく飲食しないことにより再石灰化効果が高まると言われています。

 現在、国内で販売される歯磨き剤の多くは身体に安全な濃度ですので安心して使用できます。

⭐️歯ごたえのはなし

さぬきうどんをはじめ、麺類のおいしさは麺のこしにあるといわれています。では、どうやって、私たちはそれを感じているのでしょう。 

 食べ物のおいしさを味わうとき、味を区別するのは味覚という感覚ですが、歯ざわりというのもなかなか大切なものです。宇宙飛行士の食事も、最初はチューブに入ったペースト状にものでしたが、今は形のあるものに変わりましたね。これは、柔らかくてかむ必要のない歯ごたえのない食事では、食べた気がしないからでしょう。 

 歯ざわりとか歯ごたえという感覚は、歯の感覚と、咀嚼筋(かむための筋肉)の感覚から成り立っていると考えられています。 

 まず、この場合の歯の感覚とは、むし歯になったとき、痛く感じる感覚とはまた別のものです。そして、歯の感覚は、歯の表面のエナメル質で感じるのではなく、歯の根の周りをおおっている歯根膜の、圧力を感じるセンサーで感じます。 

 また、咀嚼筋の感覚とは、顎を動かす筋肉の中にあるセンサー(筋紡錘)が感じる感覚のことです。筋肉の感覚はたいへん敏感です。例えば階段を上っていて、高さの不ぞろいなところがあれば、目でみてもわかりにくいわずかな段差でも、すぐに歩く感じでわかりますね。それは足の筋肉の感覚が働いたからなのです。 

 うどんが歯に当たったことは、歯根膜のセンサーが知覚し、そのときの咀嚼筋にかかる力を、筋肉のセンサーで知覚します。それらの情報が大脳のコンピューターで総合的に判断されて、うどんのこしがわかると考えられています。 

 では全部歯がなくなった総入れ歯の人の場合はどうなるのでしょうか。この場合、入れ歯を支える歯肉のセンサーが、歯根膜のセンサーの代わりをすると考えられていますが、感度がそうとう悪くなるようです。 

さぬきうどんをはじめ、食べ物のおいしさは、やはり歯が健康でなければわかりにくいのではないでしょうか。

⭐️ダイヤモンド

硬いエナメル質を削る

 「ダイヤモンドは永遠の輝き」という広告がありましたが、女性の宝石へのあこがれは永遠のようですね。 

 さて、ダイヤモンドは、この世の中で最も硬い物質としても知られています。だから工業用に合成されたダイヤモンドは、ガラスの切断など、いろいろな切削器具に利用されています。 

 私たち歯科医師が、歯を削るにも、ダイヤモンドを使っているのです。これは歯の表面をおおっているエナメル質が、ダイヤモンドと同じくらい硬いからです。硬さを計る単位(モース硬度)を使って正確にいうと、ダイヤモンド10、エナメル質は7です。

 歯医者さんに行くとキーンという高い音が聞こえて寒気がするという患者さんがおりますね。あればエアタービン(圧搾空気の力で、羽を高速で回転させる切削器械)の音です。

30年ほど前にこのエアタービンが開発されるまでは、歯のエナメル質を削ることは大変なことでした。エアタービンのおかげで、今では効率よく、また正確にエナメル質が削れるようになり、歯科医療の精度が向上しました。また、同時に患者さんへの負担もずいぶん軽くなり、快適になりました。 

 エアタービンは、1分間に30万から50万回も回転しますので、あのような高い音が出てしまいます。回転する羽に取り付ける刃先の先端にダイヤモンドの粉末が付けられているのです。また、高速で削ると熱が発生するので、冷却するために刃先に向かって水が出るようになっていたり、正確に削れるよう照明装置が組み込まれたものも出てきました。 

エアタービンは非常に精密な器機ですので、これまで消毒が大変でした。最近は、オートクレープ(高圧の蒸気による滅菌装置)にも耐えられるようになり、歯科医療技術はまた一歩前進したのです。

また、歯にまつわるお話しをしたいと思います‼️

歯の事でお困りのことがあれば、当院にご相談くださいませ😌

お電話でもwebからでもご予約いただけます😋
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🖥http://tachikawashika.tokyo/reserve/

立川駅南口から徒歩5分🚶🏻
🦷診療時間
【月水木金】9:30~13:30/15:00~18:30
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火曜は訪問診療のみおこなっています

JR立川駅 南口から徒歩5分の歯科医院

立川デンタルクリニックすずき

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小児矯正、マウスピース矯正、ワイヤー矯正、入れ歯、インプラント、親知らずの抜歯など

お口の中の悩み事、何でも相談してください

監修  歯科医師  鈴木博貴

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日本アンチエイジング歯科学会 認定医

日本スポーツ歯科学会 認定医

日本歯科審美学会 会員

インビザライン GoldⅡステータスドクター

食いしばり🦷

こんにちは!立川デンタルクリニックすずきです🦷

今週は歯科助手の石井がブログを担当させて頂きます😊

突然ですが…普段の生活中や就寝中に、歯を無意識に食いしばっていることはないですか?😬または、朝起きたときに歯や顎が痛い、頭痛や肩こりがある…頬杖をつくことが多い…などどれか一つでも当てはまるものはないでしょうか??

食いしばりとは上下の歯を合わせて過度にグッと力を入れてしまうことを言います。
食いしばりは日中だけでなく、寝ている間に引き起こされることもあります!寝ている間の方が、日中活動している間に比べて入る力が強くなってしまい、その分負担も大きくなってしまいます💦

例えば、成人男性による歯ぎしりでは、歯や歯周組織に対して50-60kg、場合によっては100kgの力がかかります😰💦

歯ぎしりとは異なり、食いしばるときに音が鳴らないので他人から気づかれにくく、自分自身でも知らないうちに歯を食いしばっているので自覚することが少ないです。( ; ; )
歯を食いしばることで、歯を失ってしまう原因となることがあります。また、肩こりや頭痛の原因になることもございますので、注意が必要なのです🤔

💡食いしばりの原因
無意識に起こってしまう食いしばりですが、重たい荷物を運ぶ仕事やスポーツなどでも、実は、食いしばりは起こります💦身体は歯を食いしばって大きな力を発揮し集中力を高めようとするので、特にスポーツは力を使うものに限らず、野球やボクシングなどさまざまな競技で起きる可能性が十分に考えられます!そして、睡眠中や何かに集中しているときにも起こってしまいます。食いしばりは日中だけには限らないんです🥺
ギリギリといった歯ぎしりのような音はなくても、無意識だからこそ相当な力をかけ続けることになります。また仕事や趣味などに集中していると食いしばっている、という場合もあります🫥

💡食いしばりの影響
🦷歯が磨耗する
食いしばりをしていると、歯が削れて行きます。
エナメル質は人体で最も硬い組織ですが、そのエナメル質同士をギリギリとこすり合わせれば、容易に摩耗が起こってしまいます💦
これが原因となり知覚過敏になってしまったり、詰め物など破損しやすくなってしまうなど様々なお口のトラブルの原因となります。

🦷歯周病のリスクが上がる
食いしばりは歯周病で弱った歯や歯茎に余計な負担をかけてしまい、歯が揺さぶられて歯周病の進行を早めて症状を悪化させます👿

🦷顎関節症を発症する
下の顎を前後左右にギリギリと動かすと顎関節に過剰な負担がかかり、炎症や腫れなどをもたらします💦
その結果、口が開きにくくなったりするのが顎関節症です😦

食いしばり今お話しした様な症状につながってしまいます😰
なので、できるだけ予防していきたいものですね😵‍💫
これから予防法について少しお話ししていきます!
⭐️日頃から上下の歯を接触させないようにする
→唇を閉じたときに上下の歯が接触しないように意識的に離しましょう
⭐️寝るときにマウスピースをつける
→就寝中の食いしばりによる歯へのダメージを軽減することができます
⭐️噛み合わせの調整
→歯並びや噛み合わせが悪い場合は矯正治療や被せ物や詰め物の調整を行います

ここまで長く話してしまいましたが、まずは、ストレスを溜めないことが大切です🌈そのためには十分な睡眠をとることも必要です!自分のストレス発散法を把握して、日々のストレスを溜めない様にしてみるといいかもしれませんね❤️‍🔥

当院では夜につけるマウスピースの作成や矯正治療を行っております。
もしご興味がある方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度当院にお越しくださいませ。
ご予約お待ちしております❤️

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お口と身体の健康の関係について

こんにちは!!🌷

立川デンタルクリニックすずきです🦷

本日のブログは歯科助手の高橋が担当いたします🌟

寒い日が続いておりますが皆さまいかがお過ごしでしょうか😖

本日はお口の健康と全身の健康の関係についてお話しさせていただきます!

当院では、「お口は身体の入口、身体の健康はお口の健康から」という理念を掲げています!

口腔内の健康は全身の健康に影響しているのです!

例えば、歯周病で歯がグラグラする、歯が抜ける、入れ歯が合わないなど、食べ物をかめない状態が続いてしまうと全身の健康に影響するんです、、😢

  お口の健康を維持するためには、適切な食事と栄養が大切です!食べ物は私たちの全身の健康に影響を与えるだけでなく、歯や歯ぐきの健康にも密接に関連しています!正しい食習慣と栄養バランスを意識することで、虫歯や歯周病のリスクを軽減し、口腔内の健康をサポートすることができます!以下では、口腔ケアのための食事と栄養について説明していきます! 

カルシウム🥛

 カルシウムは健康な歯や骨の形成に不可欠な栄養素です。乳製品、豆腐、魚介類などの食品に多く含まれています。

ビタミンD🍄

ビタミンDはカルシウムの吸収を助ける役割があります。肉類、卵黄、きのこ類などの食品に含まれています。カルシウムとビタミンDをバランスよく摂取することで、歯や骨の健康をサポートしましょう。また、日光を浴びることでビタミンDを生成することもできます!

ビタミンCの抗酸化作用🍊

 ビタミンCは抗酸化作用を持ち、歯肉の健康を保ちます。そして歯肉の主成分であるコラーゲンの合成を促進します。柑橘類、パプリカ、ブロッコリーなどに多く含まれています。

水の重要性💧

 水は口腔の健康において非常に重要な役割を果たします!水を適切に摂取することで口腔内の唾液の分泌が促され、口の中を洗浄し細菌の増殖を抑えます!

また、水は甘い飲み物や酸っぱい飲み物の中和効果もあります!定期的に水を飲む、ジュースなどを飲んだ後には水を飲む!と言ったことを意識することで、歯の表面を清潔に保ち、虫歯や歯周病のリスクを軽減することができます!

食事の間隔と食べ物の食べ方😋

 食事の間隔や食べ物の食べ方も口腔健康に影響を与えます!頻繁なおやつや間食は歯に負担をかけるため、歯垢や酸性の影響が増え、虫歯のリスクが高まります!代わりに、3食のバランスの取れた食事を心掛け、食事後には歯磨きを行うことで歯の健康を守りましょう!

正しい食事と口腔ケアの総合的なアプローチ🪥

 口腔ケアのための食事と栄養は、口腔の健康をサポートするための重要な要素です!カルシウムやビタミンCなどの栄養素をバランス良く摂取し、歯垢を除去するための適切な歯磨きやフロスの使用、定期的な歯科検診とクリーニングと組み合わせることで、より効果的な口腔ケアが実現します。

 健康な口内環境を育むためには、まず食生活を見直すことが大切です!なぜなら、私たちが口にするものが、そのまま口内環境に影響を与えるからです!

 そして、水分補給も忘れてはいけません。水をこまめに摂ることで、口内を潤すだけでなく、食事の後に残った食べかすを流し、口内のpHバランスを整える役割があります。水分の摂取を心がけることで、自然と口内を清潔に保つことができます。

  最後に、口腔ケアをしっかりと行うことが大切です!食生活で口内環境を守ることは大事ですが、歯磨きや定期的な歯科チェックも欠かさないようにしましょう。食後には歯を磨く習慣をつけたり、うがいをしたりすることで、さらに口内環境を良好に保つことができます!
 

 本日は、お口の健康と全身の健康の関係についてお話しさせていただきました!

 口腔内の健康を考える際には食事も大切な要素の1つなんです、、!!


 健康な生活を送るため、食事の重要性を改めて意識してみてくださいね😊

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