麻酔の効く時間と注意についてのFAQ

こんにちは☺️

立川デンタルクリニックすずきです🦷

今週は歯科助手の石井がブログを担当させていただきます!

もう本日から11月なんて早いですね😂💧

今年もあと残り2ヶ月足らずと考えると早すぎてびっくりです!

年々早くなっている気がします😢

突然ですが、皆さんは歯医者で麻酔をされたことはありますか??

歯医者で治療を受ける際に使用する場合が多いですが、いざ自分が麻酔をされると思うと実際に麻酔が切れるまでどのくらいの時間がかかるか気になるものですよね…💡

治療した場所だけではなく、唇もなんとなくはれているような気がしますし、痺れもあるのでなるべく早く麻酔が切れて欲しいと思う人も多いでしょう。

私も以前麻酔をした経験がありますが、感覚もないし腫れぼったく変な感じがした覚えがあります😣

あらかじめ麻酔がどのくらいの時間効いているのか知っていれば、治療後の過ごし方も考えやすくなります!

そこで、今回は歯医者の麻酔の効力はどのくらい持続するのかを解説します🦷

歯医者で使用される麻酔は局所麻酔法と言われるものが最も多いです。

全身麻酔を使用するタイミングというのはいくつかケースがありますが、親知らずの抜歯を含む口腔外科処置やインプラント治療で使用されることが多いです!

歯医者で使われている麻酔の持続時間は浸潤麻酔法と伝達麻酔法、表面麻酔法の3種類あり、それぞれ効き目の持続時間は異なります👀

一般的な浸潤麻酔法の効き目の持続時間は2〜3時間で、伝達麻酔法の場合は4〜6時間です。表面麻酔法であれば、10〜20分ほどで麻酔が切れるのが平均です。

まずは、最も多く使用している浸潤麻酔法についてお話ししていきたいと思います😎

○浸潤麻酔法

浸潤麻酔法は虫歯の治療から親知らずの抜歯まで幅広く使われている麻酔方法です。

痛みを取り除きたい部分の歯茎に麻酔薬の入った注射をします。

浸潤麻酔法の効力は2〜3時間持続しますので、その間の食事は控えるようにお願いしております🤲

○伝達麻酔法

伝達麻酔法は親知らずの抜歯や複数本の治療を一度に行う場合、大掛かりな外科手術、インプラント手術で使われている事が多いです。

伝達麻酔法の効力は4〜6時間持続しますのでかなり長い時間効いてることになります。

個人差があり、中には麻酔が切れるまでに半日近くかかるケースもあります⚠️

どの麻酔にも共通して言えることは麻酔が効いている間は様々な注意が必要であるということです😮

では、どんなことに注意した方が良いのかをお話ししていきたいと思います。

*舌や頬を噛んでしまう

局所麻酔の場合、口の中の感覚が鈍ってしまい舌や頬を誤って噛んでしまったり、噛んでしまった結果、噛んだ部分が腫れてしまい、再度噛んでしまうリスクが上がってしまいます!この繰り返しが炎症を起こし、感染リスクが増える原因となってしまいます😢

*やけどをしてしまう

麻酔が効いているうちは、熱さや冷たさを感じにくくなります。

できるだけ麻酔が聞いている間は食事を控えていただくか、熱いものを食べる時には火傷に注意して食べることをお願いしております!😵‍💫

*抜歯当日は血圧が上がる行為を避ける

麻酔が効いているか効いていないかに関わらず、血圧が上がるような行為(アルコール、運動、湯船に浸かる)を避けていただき安静に過ごすようにお願いしております!

麻酔の注意点については以上となります!

注意を聞くと麻酔がさらに怖く感じてしまう方も中にはいらっしゃるかもしれません。

不安な時や、麻酔をして気分が悪くなってしまったときは我慢をしないで遠慮なくお声かけください😊

安心して治療を受けていただけるように、これからも患者様に寄り添って診療してまいります💕

子供の歯科検診とむし歯になりやすい食べ物のFAQ

こんにちは😃

立川デンタルクリニックすずきです🦷

今週は歯科助手の石井がブログを担当させていただきます!

9月に入り、小学生や中学生、高校生のお子さんたちは夏休みが終わって、新学期が始まって身体が日常のリズムに戻って来た頃でしょうか?😳

お子さんたちは、夏休みなど長期休みのときだけでも歯医者で検診を受けたりしてますか??

そもそも、子供の定期検診はいつからするのが良いんだろう?と疑問に思うこともあるのではないでしょうか💭

なので、今回は患者様からも電話での問い合わせや実際に聞かれることもある、”子供の定期検診のタイミング”についてお話ししていきたいと思います😊

子供の歯科検診は、最初の歯が生え始める生後6ヶ月頃を目安に開始することが推奨されています👀✨

まず最初は下の前歯の2本が生えてきます!

その後、10ヶ月頃上の前歯の2本が生えてきます🦷

生後1歳頃には、左右の上下の切歯が2本ずつ生えて計8本になります。

1歳半頃には最初の奥歯(第一乳臼歯)4本が生えてきます。

そして2歳頃には、前歯と奥歯の歯の間(乳犬歯)が生えてきて2歳半頃に奥歯(第二乳臼歯)2本生えて20本の乳歯が揃ってきます!!

これはあくまでも目安なので個人差があります😎

特に口内環境に問題がない場合でも3〜4ヶ月半から半年に1回のペースを目安に定期的に診てもらいましょう🦷

0歳の時点で口内環境に問題があるお子さんはまれです😟この時期はむし歯の有無などを調べるよりも、自宅でのケアが適切かどうかを確認するのが目的といえるでしょう!

1歳を過ぎると上下の歯が生えそろってくるので、かみ合わせが正しいかどうかも確認していきます。

早い時期から定期的に歯科医院に通うことは、ママやパパがむし歯予防の正しい知識を学んだり、歯みがきの方法などを身につけることにもつながり、お子さんの健全な口内環境を作ることになります☺️

健康な歯を保つためにも、ぜひ歯が生えてきたら定期的に歯科健診を受けてほしいと思います‼️

定期検診を受けることで、もしむし歯があった場合でも早期に見つけることができます👍

誰でも、むし歯がないのが理想的だと思います。では、むし歯のなりやすいもの、なりにくいものについて少しお話ししていきたいと思います!

皆さんは”むし歯”と聞いてイメージする食べ物はチョコレートなど甘いものを考える方が多いのではないでしょうか?😌

チョコレートなど甘いものを食べるタイミングはおやつが多いかと思います🍫

基本的には

ネバネバしたもの

・歯にくっつくもの

・甘いお砂糖がたくさん入っているもの

・口の中に長く留まりやすいようなもの

は虫歯になるリスクが高いです👿

例えば、キャラメルや飴、チョコレートなどです!

飲み物としても、スポーツ飲料やジュースはお砂糖が含まれているので、とても虫歯になりやすいです🥲

虫歯になりやすいおやつは食べてはいけないわけではないですが、だらだら食べをしないこと、食べた場合はきちんと歯磨きをすることが大切です💯

また、酸性が強い食べもの、飲みものは歯を溶かすリスクが高くなります。

例えば、炭酸飲料、スポーツドリンク、ワイン、お酢、オレンジやイチゴなどのフルーツがあります🍊🍓

ここで少しおまけですが、虫歯予防になる食品としては、繊維が多い食べ物(さつまいも、ごぼう、キャベツなど)は歯自体を強くする成分を含むものがあります🦷✨

成分を含むものは、フッ素が含まれているもの(牛肉、りんご、わかめなど)やカルシウムを含むもの(乳製品、小魚、大豆、ひじきなど)です!

これらは歯にとってとても良い食材なのでぜひ使ってみてくださいね♥️

そして、子供の歯科検診は0歳からは早いのでは?と感じる保護者の方も多いかもしれませんが、早めに始めることで将来的な歯の健康にも繋がります!🌈

当院も子供の歯科検診を行っておりますので、興味ある方や気になっている方はご連絡お待ちしております⭐️

被せ物、詰め物脱離のFAQ

こんばんは!
今週は吉田が担当します!

まだまだ暑い日が続きますが張り切っていきましょ〜!

患者さんから被せ物が外れる原因をよく質問されるのでそのことについて答えていきたいと思います!

  1. 接着剤の劣化
    時間が経ってしまうと接着剤は劣化してしまいます。すると徐々に接着力が弱くなり、粘着性の食べ物を食べたりした際に外れやすくなります。

2.虫歯
接着剤の劣化とともに起きることが多いですが、被せ物、詰め物の隙間から虫歯菌が入り込んでしまい、徐々に歯を柔らかくしてしまうと被せ物、詰め物が取れてしまいます。

3.歯が割れた
これは根っこの治療をした歯に多いのですが、神経を取ってしまった歯は神経が生きている歯に比べて割れやすくなっています。自分の咬む力に耐えられなかったり、歯ぎしりなどがすごいと割れてしまい被せ物が取れてしまうことがあります。

4.歯ぎしり、食いしばり
え、意外!って思われるかもしれませんが被せ物、詰め物が外れる原因に歯ぎしりは大きく関係しています。
当然ですが被せ物、詰め物を付ける際には噛み合わせの調整をしています。
しかし、時間が経つにつれて被せ物がすり減ったり、自分の歯がすり減ったりすることで本来当たってほしくない場所が当たってしまうことは多々あります。
また、寝ている時の歯ぎしりは予想外の動きをしていることもあり、起きている時に再現することが難しい場合があります。
では歯ぎしりにはどう対応すればよいのでしょうか?
答えは就寝中に装着するマウスピースを作ることが改善への道となります。
歯ぎしり、食いしばりなどを総称してブラキシズムというのですが、ブラキシズムは知覚過敏、歯のすり減り、歯周病の進行、詰め物・被せ物が割れる、外れる、頭痛や顎の痛みを引き起こすなど多岐に渡って様々な症状を引き起こします。

その症状を改善するためにもマウスピースを装着し、歯や顎への負担を軽減させてあげることが重要となってきます。

当院では厚さが1mmのマウスピースと厚さが3mmのマウスピースを作ることができます。
1mmのマウスピースは必要最低限の厚さなので違和感が少なく、初めてマウスピースを使われる方でも使いやすくなっています。しかし、厚さが薄いため歯を守る力も最低限で大体半年〜1年程度で壊れてしまう方が多いです。
一方、3mmのマウスピースは厚さがしっかりあるので歯をしっかり守れ、すり減りによって壊れてしまうことはほぼありません。
ただ、厚い分装着時の違和感も大きくなって付けられない、寝られないと仰る患者さんもいらっしゃいます。
1mmのマウスピースでも使えない方は自費診療にはなりますがボトックスといって顎の筋肉を弱める注射を打つこともできます。
一時的には良くなるのですが、また夜間に歯ぎしりをすると寝ている間に顎の筋トレをしているのと一緒なので定期的にボトックスを打たないと痛みが再発する可能性はあります。
また、日中は噛み締めないよう意識しておくことも重要です。
上下の歯は少し開いている、舌は上顎に軽くくっついている、唇は軽く閉じている状態が正しい位置関係です。
リラックスしていると上記の正しい位置関係に来ている人が多いと思いますが、ストレスなどがかかると日中でも知らず知らずのうちに噛み締めて負担をかけています。
自覚がある方はこの機会に意識してみてはいかがでしょうか?

今回は被せ物、詰め物が外れる原因には様々あることやその中でも歯ぎしり食いしばりの悪影響について説明できたかと思います!

気になること、不安なことがある方は是非この機会に歯医者に行ってみてください!