インフルエンザ予防と口腔内の関係 FAQ

こんにちは、立川デンタルクリニックすずきです🦷

今回は歯科助手の石井が担当します☺️

少しずつあたたかくなってきて、花粉症で鼻水などで苦しんでる方もいるかと思いますが、まだ少し流行っているのがインフルエンザです。

今回は、インフルエンザと歯の関係についてお話ししていきたいと思います!

インフルエンザ予防として一般的に手洗いやうがい、マスクの着用などがありますが毎日の口腔ケア(歯磨き)がインフルエンザに大変有効であると言われているのはご存じでしたか?

実際に奈良県歯科医師会の調査で、介護施設で高齢者に対してブラッシングや舌磨きの実施や指導をしたところ、食後うがいをしてもらっただけの施設に比べて、”インフルエンザ発症率が10分の1に激減した”というデータがでています。

上記のグラフのようになったのはなぜでしょうか。

どうしてインフルエンザの発症が抑えられたのでしょうか??

一つ目が、歯垢などの口腔細菌はインフルエンザウイルスを粘膜に侵入しやすくする、”プロテアーゼ”という酵素を出すため、口腔内を不潔にしているとインフルエンザに感染しやすくなります🦠

二つ目が、歯周病による炎症が増すと細菌が増え”ノイラミニダーゼ”という酵素を介して、インフルエンザウイルスが増殖します🦠

その増殖は約21~28倍になると言われています!

日々の口腔ケアで、お口の中の環境を整えられるだけでなくインフルエンザの感染の予防ができるのは一石二鳥です🤭✨

そして、口腔内の健康は実は免疫とも関係があるんです💡

みなさん腸内フローラという言葉は聞いたことがあると思いますが、”口腔内のフローラ”もあることはご存知でしょうか?

口腔内フローラは、口腔内に存在している細菌や微生物のことです。「フローラ」というのは腸内フローラでも使われるように、細菌がいるところを拡大すると、お花畑のように見えることから名付けられています🙂

口腔内フローラには、善玉菌、悪玉菌、日和見菌など、多数の菌が存在しています。善玉菌(常在菌)には、「乳酸菌」などがあります。悪玉菌には、歯周病の原因となる「ジンジバリス菌」や、虫歯の原因となる「ミュータンス菌」などが含まれます。

口腔内フローラに悪玉菌が増えている状態だと、唾液などを飲み込んだ際に細菌が腸内へ移動し、腸内フローラにも影響を及ぼします。特に、歯周病の原因となる「ジンジバリス菌」が腸内フローラのバランスを乱すことで、生活習慣病を引き起こすきっかけになったり、アルツハイマーや関節リウマチなど全身疾患にもつながったりすることが、研究結果でわかってきています…😵‍💫

腸内には、全身の免疫細胞の約7割が集まっており「腸管免疫」とも呼ばれています。

つまり、口腔内フローラが悪い状態だと腸内フローラ、つまりは全身の免疫にも大きな影響を与えると言えます🥺

口腔内をしっかり綺麗に保つことでインフルエンザ予防にも効果があれば嬉しいですよね!

いつもよりも少し丁寧に歯磨きをしたり、糸ようじやフロスを使用する頻度を増やしてみたり…自分に取り入れられることからぜひ取り組んでみてください🎶

長くなってしまいましたが、簡潔にまとめると、毎日の歯磨きをしっかりすることは感染予防に有効的なので皆さんも頑張りましょう🥹✨

また、日々の口腔ケアをしっかり行うことはとても大事ですが、定期的な検診も受けると更に良い効果があります💡

自分での日々のケアとプロのケアの2つをうまく活用して口腔内を清潔に保ち、インフルエンザ予防は勿論のこと、健康を維持していきましょう☺️🤝

治療期間についてのFAQ

こんにちは。立川デンタルクリニックすずきです!

歯科医院に通っていると、

「まだ通わないといけないの?」

「痛みもなくなったし、もう大丈夫かな?」

そう感じたことがある方も多いのではないでしょうか。

実は、歯科治療が途中で中断されてしまうことは、私たち歯科スタッフにとってもとても心配なことのひとつです。

今回は、なぜ適切な治療期間が必要なのか、そして最後まで通うことがなぜ大切なのかを、できるだけわかりやすくお話しします。

痛みがなくなっても、治療は終わっていないことがあります

歯の治療というと、「痛みが取れたら終わり」と思われがちですが、実はそれは治療の途中段階であることがほとんどです。

たとえば虫歯の場合、

•痛みが出る

•応急処置で症状が落ち着く

•本格的な治療・被せ物・噛み合わせの調整

という流れを踏みます。

痛みが引いたのは「悪いところを触り始めたサイン」であって、原因が完全に解決したわけではありません

ここで通院をやめてしまうと、目に見えない部分で虫歯が進行し、気づいたときには状態が悪化していることも少なくありません。

治療を中断すると、どうなるの?

治療の途中で通院をやめてしまうと、次のようなリスクがあります。

・虫歯や歯周病が再び進行する

・治療前より状態が悪くなる

・結果的に治療期間や費用が増えてしまう

・最悪の場合、歯を残せなくなることもある

「忙しくて行けなかっただけ」

「少し間が空いただけ」

そう思っていても、お口の中のトラブルは静かに進行します。

特に歯周病は、痛みが出にくいため、自覚がないまま進んでしまう病気です。

気づいたときには、歯を支える骨が減ってしまっていることもあります。

なぜ治療には回数と期間が必要なの?

歯科治療は、一度で終わらせないほうが安全で確実な場合が多いです。

理由としては、

• 歯や歯ぐきの状態を見ながら進める必要がある

• 無理に一度で行うと、体への負担が大きくなる

• 治療後の経過を確認することが重要

などがあります。

私たちは「できるだけ早く終わらせたい」と思いながらも、

将来その歯を長く使っていただくために、あえて期間を設けていることがほとんどです。

定期的に通うことで、治療は楽になります

最後まで治療を続け、さらに定期的なメンテナンスを受けている方は、

・大きな治療が必要になりにくい

・通院回数が少なく済む

・痛みの出る治療を避けやすい

というメリットがあります。

逆に、「気になるときだけ来院」を繰り返していると、

毎回大きな治療が必要になり、負担が増えてしまいます。

不安や疑問は、遠慮なくお話しください

「あと何回くらいかかるの?」

「仕事や学校で通いにくい」

「治療内容がよくわからなくて不安」

そんな気持ちを抱えたまま通院を続けるのは、とても大変ですよね。

私たちは、患者さんが納得して通っていただくことを大切にしています。

治療期間や通院ペースについてのご相談も、遠慮なくお声がけください。

最後に

歯の治療は、「今」だけでなく、これから先の人生のお口の健康につながっています。

途中でやめてしまうのではなく、ぜひ一緒にゴールまで進んでいきましょう。

私たち歯科スタッフは、患者さんが安心して通院できるよう、全力でサポートします。

気になることがあれば、いつでもご相談くださいね🦷✨

親知らずについてのFAQ

今週は歯科医師の吉田が担当します!
最近一気に寒くなり秋はどこにいったんだ…?と思う毎日を過ごしていますが、皆さん体調はどうでしょうか?

今日は体調にも左右されて痛くなることがある親知らずについて話そうかなぁと思っております!宜しくお願いします🙇

まず、親知らずの由来ですが
①10代後半から20代前半に生えてくることが多く、既に自立していて両親の知らない間に生えてくるので「親知らず」と呼ばれるようになった

②昔は平均寿命が短く、親知らずが生える頃には両親が亡くなっていることも珍しくなかったため「親知らず」と呼ばれるようになった

このような説があるようですね!自分も調べるまでは知らなかったので1つ賢くなりました☺️

本題に入ります!
よく親知らずは抜いた方がいいの?2本または4本一気に抜けますか?と聞かれることがありますのでその疑問について答えていきたいと思います!

まず抜いた方がいいのか?という質問についてです。

基本的に横向き、斜め向きの親知らずは抜いた方が良いことが多いです。親知らずの最大の問題点として他の永久歯にくらべ真っ直ぐ生えてくることが少ないことが挙げられます。

歯は真っ直ぐ生え、上下でしっかり噛み合ってこそ機能を果たすことができます。

その観点からいくと、歯茎に埋まっている親知らずや横、斜めに生えている親知らずは噛む機能を果たせず、特に第二大臼歯(親知らずの1個手前の歯)や周囲の歯茎などに悪影響を及ぼす可能性が高くなります。

逆に完全に骨に埋まっていたり、しっかり噛み合っているならば無理に抜く必要はありません。ただ、骨に埋まっていたとしてもずっとそこで埋まっている保証はないので定期的に大きなレントゲン写真などで問題がないか確認してもらうことをオススメします!また、磨き残しが多く虫歯や歯周病の進行にもなりやすい歯なので定期検診をしっかり行なっていくことも重要となります!

次に親知らずは一気に抜けるのか?という質問について答えていきたいと思います!

まず当院では左右上下で計4本を一気に抜くことはしていません。
左右両方を抜歯してしまうと痛くて食事が困難になること、そして食事困難による体調不良、免疫力低下を招き感染症を引き起こすリスクが高くなる可能性があるということ、左右両方とも腫れてしまって呼吸困難といった偶発症を起こさないようにしたいという考えによるものです。
従って、抜くとしても左右どちらかの上下2本までとなりますが「正しく生えている、根っこが曲がっていない」といった一定の条件をクリアしていないと基本的には1本ずつの抜歯となります。

もし4本同時に抜歯を希望される場合には大学病院といった入院設備や手術設備が整っている大型施設ならば全身麻酔や静脈内鎮静法を用いて行なってくれる場合があります。
そのためには全身状態(糖尿病の有無、心疾患、呼吸器疾患の有無など)の把握などを行い適応可能か判断されるので、一度ご検討されてはいかがでしょうか?