歯磨きってどうやるの?

こんにちは

立川駅より徒歩五分にある歯医者さん 立川デンタルクリニックすずき 院長の鈴木です。
虫歯予防や歯周病予防に大切な事って、いくつもあります。
食事の取り方に気を付ける、定期検診を忘れない。でも、最も大切な事はやはり、日々の歯ブラシの当て方です。

当院では、その人の歯ブラシの方法をみて、どのようにすれば、もっと効率的に綺麗に磨くことが出来るのか、状態を確認しながらアドバイスするようにしています。
しかし、そのアドバイスの前は、自己流でしっかりと磨けていない人が多いのも事実です。今日はどのようにして磨くと効率的なのか?一般的なお話しをしていきたいと思います。

 歯磨きには、お茶の汚れを取るとか、白くするといった審美的な目的やエチケットもあると思いますが、本日は虫歯や歯周病の予防や改善のための歯磨きをの仕方についてお話しします。食べかすも掃除しますが、最大の目的は、細菌の固まり(歯垢=プラーク)を取り除くことです。プラークがたまりやすい場所は大きく3種類あります。これを僕たちは、三大不潔域と呼んでいます。

この三か所をしっかりと磨くために、意識しなくてはいけない事があります。

まずは、力を入れ過ぎない事!

歯ブラシは毛のしなりを使って汚れを掻き出します。毛先が左右に動き汚れをはじき出すのです。そこに力を入れ過ぎてしまうと、毛が横に寝てしまい、しなりがなくなり、肝心の毛先が左右に動かないという事になります。

一度、指先にブラシを当て、どの程度の力で毛が開き始めるのか、どのくらいまで力を入れると毛が横になるのか試してみて下さい。

きっと、びっくりするくらい軽い力で当てたほうが綺麗に磨けることに気が付くはずです。


もう一つは、歯ブラシを開始するスタートとゴールをしっかりと決めること。

非常に長い時間、丁寧に磨いていても、同じところばかり磨いていては何の意味もありません。

右上からはじまり、左下で終わる!など、ご自身のルールを作っていただいて構いませんので、順番を決めて全ての歯を磨くようにしてあげてください。

そして、補助器具を使用する

よく、歯ブラシだけで綺麗に磨くことが出来ないのですか?と聞かれます。
やろうと思えば、可能だと思います。

しかし、非常に時間がかかるのと、毛の開きが早くなり、ブラシの交換頻度が早まると思います。

ちなみに、歯ブラシの交換頻度は、毛が開いたら…と思っている方が多いのですが、毛が開いていなくても、最低でも1ヶ月に1度はブラシを交換して下さい。

歯磨きが終わった後、皆さんはどの程度、歯ブラシを洗っていますか?

ブラシの中に指を入れ、2分くらいかけてしっかりと洗っていますでしょうか?


もし仮にそのようにしてしっかりと洗っていたら、2週間ほどでブラシの毛は開いてしまうと思います。


歯磨き粉を軽く水で洗い流すだけだと、どうやってもブラシの中に食べかすが残ってしまいます。


そこに細菌が繁殖するのです。口の中の細菌の塊(プラーク)を取りたいのに、細菌だらけのブラシで磨くという事は、窓を綺麗に拭き上げたいのに、凄く汚れた雑巾で一生懸命拭いているのと同じことです。


それでは効率が非常に悪いです。


お昼休みに磨くように、職場に置いてある歯ブラシなどあるかもしれません。


使用頻度が低いので、なかなか毛が開かないという事もあるかもしれませんが、ブラシの清潔度という事を考えると、やはり1か月に1度の頻度で、交換してあげた方が良いと思います。


話が逸れました。

歯ブラシ以外の補助的清掃器具を使った歯磨きの仕方ですが…


長くなったので、今日はここまでにします。


また次回の更新をお楽しみに!


立川駅南口より徒歩五分の歯科医院 笑顔溢れる歯医者さん 立川デンタルクリニックすずきは、一般歯科、小児歯科、矯正歯科、歯科口腔外科はもちろん、出来るだけ当院で全ての治療が行えるように、一貫治療をモットーに、分かりやすい説明と笑顔溢れる接遇を目指し、日々精進しています。

皆様のお口の中が健康になり、それが身体の健康に繋がるという事を考え、健康のサポートをしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。