子供の歯科検診とむし歯になりやすい食べ物のFAQ

こんにちは😃

立川デンタルクリニックすずきです🦷

今週は歯科助手の石井がブログを担当させていただきます!

9月に入り、小学生や中学生、高校生のお子さんたちは夏休みが終わって、新学期が始まって身体が日常のリズムに戻って来た頃でしょうか?😳

お子さんたちは、夏休みなど長期休みのときだけでも歯医者で検診を受けたりしてますか??

そもそも、子供の定期検診はいつからするのが良いんだろう?と疑問に思うこともあるのではないでしょうか💭

なので、今回は患者様からも電話での問い合わせや実際に聞かれることもある、”子供の定期検診のタイミング”についてお話ししていきたいと思います😊

子供の歯科検診は、最初の歯が生え始める生後6ヶ月頃を目安に開始することが推奨されています👀✨

まず最初は下の前歯の2本が生えてきます!

その後、10ヶ月頃上の前歯の2本が生えてきます🦷

生後1歳頃には、左右の上下の切歯が2本ずつ生えて計8本になります。

1歳半頃には最初の奥歯(第一乳臼歯)4本が生えてきます。

そして2歳頃には、前歯と奥歯の歯の間(乳犬歯)が生えてきて2歳半頃に奥歯(第二乳臼歯)2本生えて20本の乳歯が揃ってきます!!

これはあくまでも目安なので個人差があります😎

特に口内環境に問題がない場合でも3〜4ヶ月半から半年に1回のペースを目安に定期的に診てもらいましょう🦷

0歳の時点で口内環境に問題があるお子さんはまれです😟この時期はむし歯の有無などを調べるよりも、自宅でのケアが適切かどうかを確認するのが目的といえるでしょう!

1歳を過ぎると上下の歯が生えそろってくるので、かみ合わせが正しいかどうかも確認していきます。

早い時期から定期的に歯科医院に通うことは、ママやパパがむし歯予防の正しい知識を学んだり、歯みがきの方法などを身につけることにもつながり、お子さんの健全な口内環境を作ることになります☺️

健康な歯を保つためにも、ぜひ歯が生えてきたら定期的に歯科健診を受けてほしいと思います‼️

定期検診を受けることで、もしむし歯があった場合でも早期に見つけることができます👍

誰でも、むし歯がないのが理想的だと思います。では、むし歯のなりやすいもの、なりにくいものについて少しお話ししていきたいと思います!

皆さんは”むし歯”と聞いてイメージする食べ物はチョコレートなど甘いものを考える方が多いのではないでしょうか?😌

チョコレートなど甘いものを食べるタイミングはおやつが多いかと思います🍫

基本的には

ネバネバしたもの

・歯にくっつくもの

・甘いお砂糖がたくさん入っているもの

・口の中に長く留まりやすいようなもの

は虫歯になるリスクが高いです👿

例えば、キャラメルや飴、チョコレートなどです!

飲み物としても、スポーツ飲料やジュースはお砂糖が含まれているので、とても虫歯になりやすいです🥲

虫歯になりやすいおやつは食べてはいけないわけではないですが、だらだら食べをしないこと、食べた場合はきちんと歯磨きをすることが大切です💯

また、酸性が強い食べもの、飲みものは歯を溶かすリスクが高くなります。

例えば、炭酸飲料、スポーツドリンク、ワイン、お酢、オレンジやイチゴなどのフルーツがあります🍊🍓

ここで少しおまけですが、虫歯予防になる食品としては、繊維が多い食べ物(さつまいも、ごぼう、キャベツなど)は歯自体を強くする成分を含むものがあります🦷✨

成分を含むものは、フッ素が含まれているもの(牛肉、りんご、わかめなど)やカルシウムを含むもの(乳製品、小魚、大豆、ひじきなど)です!

これらは歯にとってとても良い食材なのでぜひ使ってみてくださいね♥️

そして、子供の歯科検診は0歳からは早いのでは?と感じる保護者の方も多いかもしれませんが、早めに始めることで将来的な歯の健康にも繋がります!🌈

当院も子供の歯科検診を行っておりますので、興味ある方や気になっている方はご連絡お待ちしております⭐️

被せ物、詰め物脱離のFAQ

こんばんは!
今週は吉田が担当します!

まだまだ暑い日が続きますが張り切っていきましょ〜!

患者さんから被せ物が外れる原因をよく質問されるのでそのことについて答えていきたいと思います!

  1. 接着剤の劣化
    時間が経ってしまうと接着剤は劣化してしまいます。すると徐々に接着力が弱くなり、粘着性の食べ物を食べたりした際に外れやすくなります。

2.虫歯
接着剤の劣化とともに起きることが多いですが、被せ物、詰め物の隙間から虫歯菌が入り込んでしまい、徐々に歯を柔らかくしてしまうと被せ物、詰め物が取れてしまいます。

3.歯が割れた
これは根っこの治療をした歯に多いのですが、神経を取ってしまった歯は神経が生きている歯に比べて割れやすくなっています。自分の咬む力に耐えられなかったり、歯ぎしりなどがすごいと割れてしまい被せ物が取れてしまうことがあります。

4.歯ぎしり、食いしばり
え、意外!って思われるかもしれませんが被せ物、詰め物が外れる原因に歯ぎしりは大きく関係しています。
当然ですが被せ物、詰め物を付ける際には噛み合わせの調整をしています。
しかし、時間が経つにつれて被せ物がすり減ったり、自分の歯がすり減ったりすることで本来当たってほしくない場所が当たってしまうことは多々あります。
また、寝ている時の歯ぎしりは予想外の動きをしていることもあり、起きている時に再現することが難しい場合があります。
では歯ぎしりにはどう対応すればよいのでしょうか?
答えは就寝中に装着するマウスピースを作ることが改善への道となります。
歯ぎしり、食いしばりなどを総称してブラキシズムというのですが、ブラキシズムは知覚過敏、歯のすり減り、歯周病の進行、詰め物・被せ物が割れる、外れる、頭痛や顎の痛みを引き起こすなど多岐に渡って様々な症状を引き起こします。

その症状を改善するためにもマウスピースを装着し、歯や顎への負担を軽減させてあげることが重要となってきます。

当院では厚さが1mmのマウスピースと厚さが3mmのマウスピースを作ることができます。
1mmのマウスピースは必要最低限の厚さなので違和感が少なく、初めてマウスピースを使われる方でも使いやすくなっています。しかし、厚さが薄いため歯を守る力も最低限で大体半年〜1年程度で壊れてしまう方が多いです。
一方、3mmのマウスピースは厚さがしっかりあるので歯をしっかり守れ、すり減りによって壊れてしまうことはほぼありません。
ただ、厚い分装着時の違和感も大きくなって付けられない、寝られないと仰る患者さんもいらっしゃいます。
1mmのマウスピースでも使えない方は自費診療にはなりますがボトックスといって顎の筋肉を弱める注射を打つこともできます。
一時的には良くなるのですが、また夜間に歯ぎしりをすると寝ている間に顎の筋トレをしているのと一緒なので定期的にボトックスを打たないと痛みが再発する可能性はあります。
また、日中は噛み締めないよう意識しておくことも重要です。
上下の歯は少し開いている、舌は上顎に軽くくっついている、唇は軽く閉じている状態が正しい位置関係です。
リラックスしていると上記の正しい位置関係に来ている人が多いと思いますが、ストレスなどがかかると日中でも知らず知らずのうちに噛み締めて負担をかけています。
自覚がある方はこの機会に意識してみてはいかがでしょうか?

今回は被せ物、詰め物が外れる原因には様々あることやその中でも歯ぎしり食いしばりの悪影響について説明できたかと思います!

気になること、不安なことがある方は是非この機会に歯医者に行ってみてください!

被せ物について🙌

こんにちは😸👋

お盆休みもおわり、そろそろ夏休みも終わる頃ですね💦

暑い中みなさんはいかがお過ごしですか??

まだ暑い日々が続きますが熱中症対策などして元気に残りの夏を過ごしましょう!!!

さて、お話は変わりますが本日は補綴のことについて説明させていただきたいと思います!!

一つ一つの特徴についてしっかりご説明させていただきますので実際補綴物を選ぶ時の参考になればと思います!

まず補綴というものは失われた歯や噛み合わせ、口腔機能を人工的に回復させることを言います。

その補綴の種類についてご説明させていただきます。

まず大まかに分けて3種類ございます。

1固定性補綴

(土台の歯にくっつけることで取り外しができないもの)

・インレー

 部分的にする被せ物

・クラウン

 歯の全体を覆う被せ物

・ブリッジ

 欠損部の両隣の歯を支台にして人工歯を橋のようにかけ 

 る方法

→ブリッジを行う上でのメリットデメリット

メリット___しっかり噛める 違和感が少ない

デメリット__支台歯となる歯を削らなくてはいけない

2可撤性補綴

(取り外しが可能なもの)

・部分義歯(パーチャルデンチャー)

   一部の歯が残っている場合に用いる取り外し式義歯

・総義歯

 全ての歯を失った場合の入れ歯

→義歯のメリットデメリット

メリット___広範囲の欠損にも対応できる

デメリット__装着感になれば必要 噛む力は天然歯より  

       劣る

3インプラント補綴

 歯を失った部分の顎の骨に人工の歯根(チタン製など) 

 を埋め込み、その上に人工歯を装着する治療法 

大まかに分けてこの3つの種類があります。

今回はその中でも固定性補綴について詳しくご説明させていただきます。

まずはメタルの被せ物です。

メタルの被せ物とは、金属製の被せ物全般を指します。金属冠は素材が全て金属であり、強度が高く保険適用されるものです。

メタルの被せ物のメリットデメリットをご紹介します。

メタルのメリット

1. 強度が高い

→ 奥歯の強い噛む力にも耐えられる

2. 長期的に安定

→ 割れにくく、耐久性に優れる

3. 保険が効く

→ 比較的安価で治療できる

4. 適合精度が高い

→ 金属は加工性がよく、歯にフィットしやすい

メタルのデメリット

1. 審美性に劣る

→ 銀色が目立つ(特に前歯には不向き)

2. 金属アレルギーのリスク

→ ニッケルやパラジウムによるアレルギー、口内炎、皮膚炎など

3. 歯ぐきの変色

→ 金属イオンの溶出で歯肉が黒ずむことがある(メタルタトゥー)

4. 歯を削る量が多い

   → セラミックに比べると厚みを取るために歯質を  

    多く削る場合がある

次に自費の被せ物を説明させていただきます。

・e-max(イーマックス)

 金属を使わないメタルフリー補綴の代表作です

 色、硬さ共に自分の歯に最も近い素材です。

 e.maxのメリット

1. 審美性が高い

• 天然歯のような透明感と色調があり、自然な見た目。

• 前歯や笑ったときに見える部分に最適。

2. 金属アレルギーがない

• 完全メタルフリーなので、金属アレルギーや歯肉の黒ずみの心配がない。

3. 適合精度が高い

• デジタル技術で精密に作られるため、歯とのフィット感が良い。

4. 強度も十分(400MPa程度)

• 保険のCAD/CAM冠や従来のセラミックより強く、奥歯にもある程度使用可能。

5. 変色しにくい

• プラスチック系の材料(レジン)と違い、長期的に色が変わらない。

    6.     清潔感が高く虫歯菌がつきにくい

e.maxのデメリット

1. 割れるリスクがある

• 金属ほどの強度はないため、強い噛みしめ・歯ぎしりがある人には不向き。

2. 費用が高い

• 保険適用外(自費診療)。1本あたり8〜15万円程度が相場

・ジルコニア

ジルコニアは人工ダイヤと呼ばれるほどの硬さがある

自費の被せ物です

ジルコニアのメリット

1. 非常に強度が高い

• セラミックの中で最も強く、奥歯やブリッジなど強い力がかかる場所でも使用できる。

2. 審美性がある(白い素材)

• 金属ではなく白色なので、見た目が自然。

• 歯ぐきの境目から黒く見えることがない。

3. 金属アレルギーの心配がない

• 完全にメタルフリーで、生体親和性が高い。

4. 耐久性・安定性に優れる

• 摩耗や変色がほとんどなく、長期的に使用可能。

5. 歯ぐきにやさしい

• 金属イオンが溶け出さないため、歯肉の黒ずみ(メタルタトゥー)が起きない。

ジルコニアのデメリット

1. 費用が高い

• 保険がきかないため、1本あたり10〜18万円前後と高額。

2. 透明感がやや劣る

• e.maxなどガラスセラミックと比べると自然な透明感が少ない。

• 特に前歯では審美性にこだわる人には物足りない場合がある。

3. 硬すぎる

• 強すぎるため、噛み合う歯(対合歯)を傷めるリスクがある。

・エステニア

 エステニアはハイブリットセラミックと呼ばれる

 (セラミックとレジンの複合素材)を使った被せ物です

エステニアのメリット

1. 審美性がある

• 白くて自然な色調で、天然歯に近い見た目。

2. 金属を使わない

• 金属アレルギーの心配がない。

• 歯ぐきが黒くならない。

3. 歯にやさしい硬さ

• 天然歯に近い硬さなので、噛み合う歯を傷つけにくい。

4. 加工しやすい

• 調整や修理が比較的容易。

5. 費用がジルコニアやe.maxより抑えられる

• 自費診療ではあるが、セラミックより安価なことが多い。

エステニアのデメリット

1. 耐久性はセラミックより劣る

• レジン成分を含むため、長期的に使うと すり減りやすい

2. 変色の可能性

• プラスチック部分が経年的に 着色・変色 することがある。

3. 強度はジルコニアやe.maxより低い

• 強い力のかかる奥歯やブリッジには不向きな場合がある。

4. 自費診療(保険外)

    ・ 保険は効かないので、費用は1本5〜   

      8万程度が多い

・ホワイトクラウン

 ホワイトクラウンは歯に接着する面(内側)は金属で

 外からの見た目が白になっている被せ物です

ホワイトクラウンのメリット

• 自然で美しい見た目(天然歯に近い色調)

• 金属アレルギーの心配がない(メタルフリーの場合)

• 歯ぐきが黒くならない

• 笑顔や会話で自信を持てる

ホワイトクラウンのデメリット

• 多くが 保険適用外 → 自費診療で高額(1本5〜15万円程度)

• 材料によっては割れやすい(e.maxやハイブリッドなど)

• 強度が高すぎると、噛み合う歯を傷めることがある(ジルコニアなど)

このように自費の被せ物でもたくさんの種類があります。

被せ物を作る時は被せ物の種類の特徴を理解して自分に合ったものを選ぶのがいいと思います!

当院は患者様にあった被せ物をご紹介できるようにしっかりとカウンセリングをしていきます!!

いつでもご相談ください👋