こんにちは!今週は歯科助手の松村が担当します!
今回は私が最近勉強した、「口腔機能低下症」の中でも、嚥下機能低下についてご紹介します🦷✨
「嚥下(えんげ)」とは、簡単にいうと食べ物や飲み物を飲み込む機能のことです。
普段何気なく行っている「食べる・飲み込む」という動作ですが、実は口だけではなく、舌や喉など、さまざまな器官が協調して働くことで成り立っています。
食べ物を口に入れる
↓
歯や舌を使って噛み砕く
↓
唾液と混ぜ合わせ、飲み込みやすい塊にする
↓
塊を口の中から喉の奥へ運ぶ
↓
飲み込む
実際、飲み込むまでにはこんなにも多くの過程があります。
私自身も最近この話を聞いて、今まで特に意識せず行っていた「飲み込む」という動作に、こんなにもたくさんの段階があることを知り、驚きました!
💡 口腔機能低下症とは?
口腔機能低下症とは、加齢だけではなく、さまざまな原因によってお口の機能が複合的に低下している状態のことです。
口腔機能低下症では、
・口腔衛生状態不良
・口腔乾燥
・咬合力低下
・舌口唇運動機能低下
・低舌圧
・咀嚼機能低下
・嚥下機能低下
などの項目について検査を行います。
🍵 「嚥下機能」が低下するとどうなるの?
嚥下機能が低下すると、次のような変化がみられることがあります。
☑ 食事中にむせることが増えた
☑ 水やお茶を飲むときにむせる
☑ 食べ物が飲み込みにくい
☑ 食事に時間がかかるようになった
☑ 飲み込んだ後も喉に残っている感じがする
☑ 薬が飲み込みにくい
「最近ちょっとむせるな」という程度の小さな変化でも、口腔機能の低下のサインである可能性があります。
日本歯科医師会でも、「わずかなむせ」や食べこぼし、滑舌の低下、口の乾燥などは、オーラルフレイルの初期にみられる変化として紹介されています。
オーラルフレイルとは、噛む・飲み込む・話すといったお口の機能のささいな衰えが積み重なり、心身全体の虚弱(フレイル)につながる手前の状態のことです。
🔍 どうやって調べるの?
嚥下機能の状態を確認する方法のひとつに、EAT-10(イートテン)という嚥下機能のスクリーニング検査があります。
10個の質問に答えてもらい、飲み込みにくさなどを確認します。
「食べ物や飲み物を飲み込むときに困ることはありませんか?」など、普段の食事について振り返ることで、飲み込みに関する問題に気づくきっかけにもなります。
🏋🏻♀️ 嚥下機能を維持するために
お口の機能は、普段から使うことが大切です!
日本歯科医師会では、嚥下に関わる筋肉などを動かすための「お口の体操」も紹介されています。
例えば、
👅 舌の体操
👄 パタカラ体操
💪 おでこ体操
😮 開口訓練
🥣 ごっくん体操
などがあります。
これらは、舌や口周り、飲み込みに関わる筋肉を動かすことにつながります。
また、顔・首・口のマッサージや、肩・首のストレッチ、歌うことなども、お口や飲み込みに関わる機能を保つための方法として紹介されています。
🌱 小さな変化を見逃さないことが大切です
「むせることが少し増えた」「食事に時間がかかるようになった」など、一見すると小さな変化でも、お口の機能が低下しているサインかもしれません。
口腔機能の低下は、早い段階で気づき、適切に対応することが大切です。
「最近、飲み込みにくいな」「よくむせるな」など、気になることがあれば、ぜひ歯科医院にご相談ください🦷✨
毎日の「食べる」「飲み込む」「話す」をいつまでも楽しめるように、お口の健康を一緒に守っていきましょう!



