「口育」について

こんにちは😊

夏休みは皆さん、どこかにお出かけされましたか⁉️

これから夏休みの方もいらっしゃるかもしれませんね☺️

まだまだ残暑が厳しい毎日ですが、皆さん夏バテしないように、栄養のある食事を心がけて体調にはくれぐれもお気をつけくださいね‼️

今回は歯科衛生士 川﨑が担当させていただきます。

突然ですが皆さん、「口育」って

ご存知ですか?

もうすでにご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、まだまだご存知でない方も多くいらっしゃるかと思います。

そこで今回は、「口育」について、お話していこうと思います。

息をすることと食べること、「呼吸」と「嚥下」は生命にとってとても重要な行為です。この行為が不正常だとお口だけでなく全身に大きな影響を与えてしまいます。

新生児から、哺乳の仕方、指しゃぶり、おしゃぶり、離乳食の与え方、ストローの使用など十分注意し小児の全身の発達をお口から見ていくことが「口育」。

人は舌を中心とした口腔周囲筋の機能発達が不十分な場合、顎の矮小化または下顎の後退を起こし、気道が狭くなり、歯並びや呼吸に大きな支障が生じます。特に気道が狭くなることで酸素が十分に入らず発育や発達に障害が生じたり、学習能力や運動能力にも支障をきたします。そして、歳を重ねて老年期なりさらに口腔機能が低下し、早期に摂食、嚥下障害に陥り、介護、そして胃ろうとなっていきます。

これらを防ぐためには、子供の頃からの良好な口腔機能の成長、発達が不可欠となります。新生児期から、呼吸、嚥下の正常な発達を促進する事により、口腔機能発達不全症を防止する事で、不全歯列、不正な顎顔面の成長、口呼吸、食機能低下、閉塞性呼吸障害、睡眠障害を予防し、遺伝子通りの姿形の獲得と正常で健康な心身の発達を目指す・・・これが「口育」です。

「口育」は、予防矯正として歯科医が行なっております。

口育についての十分な知識のある者を「口育士」と認定されています。

私も「口育士」を取得しております。

お子さまの口呼吸が気になる、おしゃぶりが多い、歯並びが悪いなど、なにか気になる事があれば、当院に是非ご相談ください。

『口育』は人生の「始まり」から「終わり」まで、人間らしい生活を生涯にわたっておくるための機能予防管理術なのです。

難しい事を長々とお話いたしましたが、私達は皆さんが笑顔で楽しい人生が送れるようにサポートしたいと日々いろいろな事に取り組んでいる歯科医院です。これからも皆さまの為になる情報を配信していきますので、是非楽しみにしていてください😊

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