骨密度と歯周病

こんにちは

立川デンタルクリニックすずき
院長の鈴木です。

今日は久しぶりの晴れでしたね!

 

でもまだ湿度が高いので、早く夏になってもらいたいものです。




以前、ご質問頂いた骨密度と歯周病の話しをさせていただきます。



骨密度、病気、といえば骨粗鬆症ですね。


では、骨粗鬆症とはどんな病気なのでしょうか?

骨粗鬆症は全身の骨がもろくなって骨折しやすくなってしまう病気で、そのほとんどが女性と言われています。

この病気の中で、歯周病と関連が明確になっているのはホルモンバランスの崩れから起こる閉経後骨粗鬆症とよばれるタイプです。


これはエストロゲンと呼ばれるホルモンが減少することで起こるのですが、歯周病もエストロゲンの減少で進行することがわかっています。

また、歯周ポケット内では炎症が起こる物質が作られ歯周病の進行が加速すると考えられています。



そして、最も注意しなくてはいけないのが、この骨粗鬆症の治療薬を飲んでいると、歯を抜く際非常に注意しなくてはいけない事があります。


この薬を長期服用している人に抜歯を行うと、その歯の周囲の骨が壊死してしまうことがあります。



なので、骨粗鬆症で薬を飲んでいる人は、歯周病のケアをしっかりと行い、間違っても、グラグラして痛いからといって自分で歯を抜くようなことは決して行わないでください。



質問のあと、骨密度をあげるようなサプリメントが歯周病予防になるのか、色々と調べてみたのですが、

予防効果につながる!と明記されているものはありませんでした。



なので、骨密度に不安のある方、骨粗鬆症になっているけれど、まだ薬を飲むほどではないと言われた方。


そのような方は、サプリメントだけではなく、歯科医院に行き、歯茎を引き締めるための治療を早めに行うことをお勧めします!

著者紹介

鈴木博貴(歯科医師)

2006年 岩手医科大学歯学部卒業

2007年4月20日 歯科医籍 第158595号 登録

2013年11月 立川デンタルクリニックすずき 開院

「口は身体の入り口 身体の健康は口の健康から」を医院理念とし

分かりやすく、笑顔で、一般歯科、口腔外科、小児歯科、矯正歯科の全ての分野で転院せずに歯科治療を終えることの出来る一貫性を持つことをモットーに治療している

座右の銘は「あの時の自分と今の自分を比べるのは、今の自分に失礼」というイチロー選手の言葉

JR立川駅 南口から徒歩5分の歯科医院

立川デンタルクリニックすずき

子どもから大人の方まで通院できる

小児矯正、マウスピース矯正、ワイヤー矯正、入れ歯、インプラント、親知らずの抜歯など

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監修  歯科医師  鈴木博貴

日本スポーツ協会公認 スポーツデンティスト

日本アンチエイジング歯科学会 認定医

日本スポーツ歯科学会 認定医

日本歯科審美学会 会員

インビザライン GoldⅡステータスドクター

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