こんにちは
立川 デンタルクリニックすずき
院長の鈴木です。
今日は最近、元気をもらった本についてお話ししますね。
といっても、漫画なのですが。
なぜ、この本を読もうと思ったかというと、作者が知り合いなのです。
正確には、僕の知り合いではなく、僕の親の知り合いなんです。
話は14年ほど前になります。
当時、僕は大学生でした。
親元を離れ、一人暮らしをしていました。
たまに、親と電話で話をしたり、帰省したりした時、頻繁に親の仕事の話が出てきます。
僕の親は、地元で小児科医をやっておりますが、その当時から、医院内外でおきる様々なトラブルについて話を聞き、その対処法を学んでいました。
そんな会話によく、親のクリニックで働いている、スタッフさんの話も出てきていました。
14年前、僕とほぼ年の変わらない看護士さんが親のクリニックで働いていました。
僕の親にしてみれば、息子とほとんど年齢が変わらないスタッフ。
子供を見るような感覚だったのでしょう。
僕との会話にも、よくそのスタッフさんの名前は出てきたので、覚えています。
そして、ある時そのスタッフさんが病気で倒れた。という話を聞いたのです。
子供と同じくらいの年齢のスタッフが、病気を理由に退職したというのは、親にとっても非常にショックだったのでしょう。
僕もショックだったので、よく覚えています。
そして、昨年の冬、帰省した時に、久しぶりにそのスタッフさんの名前を聞きました。
その病気で倒れたスタッフさんが、闘病記を漫画で描いて、それが掲載されたという話でした。
何度か、僕の親も話に出てきていて、職場の話なども出てきていたので、読ませていただきました。
そして、先月、その闘病記が単行本になったというので、さっそく読んでみました。
どのような経緯で、病気になり、その後どんなことがあったか。
それは実際にお読みになってください。
ただ、ひとつ僕が感じたことは、当たり前は当たり前ではないということ。
そして、それは予期せず急に起こるという事。
そのことを改めて実感しました。
そして、この本を読んで改めて、僕の両親を尊敬しました。
僕もこのような院長になりたい。
やっぱり、僕の目標は親の姿なんだなという事を改めて確認させてもらいました。
たむらあやこ先生。
ふんばれ、がんばれ、ギランバレーは僕にとって非常に大切な本の1冊になりました。
素敵な本を書いていただきありがとうございました。
皆さんも是非お読みください。
闘病記をこれだけライトに、笑いを交えながらかける才能は本当に素晴らしいと思います。そして、その考え方を真似したいと思いました。
本の購入サイトを張り付けておきます。
ぜひお読みになってみて下さい。
著者紹介
鈴木博貴(歯科医師)
2006年 岩手医科大学歯学部卒業
2007年4月20日 歯科医籍 第158595号 登録
2013年11月 立川デンタルクリニックすずき 開院
「口は身体の入り口 身体の健康は口の健康から」を医院理念とし
分かりやすく、笑顔で、一般歯科、口腔外科、小児歯科、矯正歯科の全ての分野で転院せずに歯科治療を終えることの出来る一貫性を持つことをモットーに治療している
座右の銘は「あの時の自分と今の自分を比べるのは、今の自分に失礼」というイチロー選手の言葉