中断してほしくない歯科治療その3

こんにちは

立川駅南口にある歯科医院。立川デンタルクリニックすずき院長の鈴木です。

今日は先日の続き

中断してほしくない歯科治療の第三位にランクインされました。歯を抜いた後の治療についてお話しします。

歯が痛くなってしまい、気が付いたら抜かなきゃいけなくなっていた…抜いた後の傷口が治ったら、そこの治療をしましょうね!

そういわれて、でもいたくないし…なんか色々選択肢提示されたけど…

気が付いたら、そのまま放置していた…

まあ、奥歯だし!見た目に関係ないし、まあ、いっか!

そう思っていませんか?
たまに患者さんから、

「奥歯で見えないし、咬むのに支障がないから、そのままじゃダメなんですか?」
そう聞かれることがあります。
抜いてすぐはいいかもしれません。
しかし、数年後、放置したせいで様々な弊害が出てきます。

それは、抜いた歯の周りの歯が動いて、咬み合わせが変わってしまうことがあるんです!

元々歯があったところに向かって両隣の歯は倒れてきます。
そして、咬みあうべき歯は下に落ちてきます。

そうなることで、歯と歯の間は緩くなり、咬み合わせが変わると、歯と歯の間に物が挟まりやすくなります。

そうすると、歯周病が進行したり
さらに、他の歯を抜かなくてはいけなくなり
本当に何かしないと咬むことに不自由するようになってしまうかもしれません…

そうなったら、歯科治療は益々大変になります。

動いてしまった歯を元に戻す治療は矯正治療です。

保険がききません。
私費治療になるので、費用も高額になります。期間もかかります。

落ちてきた歯は元の位置に戻すか、削るしかありません。

削る量が多いと、歯の神経を取る事に…

そうなると、その歯の治療だけで、1か月。そこから倒れている歯を元に戻すのに、最低3ヶ月の矯正。

そうやって期間と費用をかけて、元の状態に戻すことが出来れば、まだいいのですが、最悪抜歯になる可能性も…

歯を抜いた後の治療は色々な選択肢があり、しかも、メリットとデメリットがある。

費用も方法によりピンキリで、歯科治療の時間も様々。自分にとってどの方法がベストなのか、よくわからない。考えるのがメンドクサイ。

そう思ってしまう気持ちもよく分かります。しかし、あと伸ばしにしてもいいことはなにもありません。

問題を先送りにしているだけで、何も解決していませんし、どんどん状況は悪化してしまいます。

親知らずの抜歯や、歯科医師が、そこは抜いたままで大丈夫!と言った場所に関しては、特に心配しなくていいと思いますが、そこは何かしないといけないね!そう言われた場所は、やっぱり、何かしないといけません。

そのままにしていても、良いことはありません。
放置しないようにしましょう!!


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監修  歯科医師  鈴木博貴

日本スポーツ協会公認 スポーツデンティスト

日本アンチエイジング歯科学会 認定医

日本スポーツ歯科学会 認定医

日本歯科審美学会 会員

インビザライン GoldⅡステータスドクター

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