こんにちは、立川デンタルクリニックすずきです!
今週の担当は歯科衛生士の杉田が担当致します!
気づけば11月も末であと少しで年末ですね…
みなさんインフルエンザなどで体調は崩してないですか?
そして本題にはいります😂
前々回ぐらいの担当の時に歯周病についてお話したのですが覚えていますでしょうか?
成人の約8割がなっているとお伝えしました。
そこで今日は女性向けの歯周病のお話です🐰
女性は、妊娠や月経で分泌される女性ホルモンは、血中から歯と歯茎の境目にある溝に到達して、歯周病菌を増殖させてしまうという特徴があります。
特に妊娠期には女性ホルモンが急激に増加することで歯周病原菌が増殖します。
すると妊娠性歯周炎になってしまい、歯周病のリスクが上がります。
歯周病は早産や低体重児出産の原因の1つと言われており、妊婦さんが歯周病だとお口の中の炎症物質が血液を伝って早産・低体重児出産を引き起こしてしまいます。
妊娠中に歯周病になってしまった女性が早産や低体重児出産のリスクは7倍と歯周病学会から発表されています🫠💦
妊娠期は唾液の量が減少したり、つわりで歯磨きがしづらくお口の中の状態が悪くなりやすい時期です。
そのような状況ではまずセルフケアを行うことが大切になってきます。
妊娠期のセルフケアでの注意点は
・一日のうち体調のいい時間にリラックスしながら行う
・歯ブラシは小さめがオススメです✨️
・顔を下に向け唾液が奥にたまらないよう歯磨きをする
・舌に当たらないようにすることで吐き気を回避しやすいです
・奥歯は吐き気を感じやすいため最後に磨く
・歯磨き粉などは体調に合わせて使用を控えてください!
どうしても歯磨きが難しい時はアルコールが入っていないデンタルリンスやお水でうがいしてください😊
これらの点に気をつけることでセルフケアを行いやすくなりますよ。
また、妊娠前から歯周病の予防や治療を行うことも大切です。
定期的に歯科を受診し、歯垢や歯石を除去してもらうことで確実に歯周病を予防することができます
妊娠が発覚した、あるいは妊活を行なっている女性は、ぜひ歯周病の検査を行うことをおすすめ致します。
また、妊娠中は治療するタイミングが決まっており
妊娠16~28週(5~7ヶ月)の妊娠中期になると安定期に入るため、通常の歯科治療が受けられます。
妊娠初期に歯周病などの気になる症状がある場合は、母体の負担にならないような応急処置をしてもらい、安定期になってから治療をはじめるようにしましょう!
また、出産後も口腔内のケアが大切です♡
小児検診も行っており何歳からでも受け付けておりますので母子共にいらしてくださいね👶