歯周病🦷と糖尿病の関係

こんにちは😃

立川デンタルクリニックすずき

歯科衛生士の川﨑です。

今年も残すところあと1ヶ月を切りましたね💦

1年があっという間だったような気がしますが、皆さんはどんな1年でしたか?

何かと忙しくなる時期だと思いますが、新しい歳を元気に迎えるためにも、皆さま体調を崩さないように気をつけてくださいね✨

さて、今回は歯周病🦷と糖尿病についてです‼️

近年歯周病は様々な全身疾患と関わりがある事が報告されています。

その中でも代表的な全身疾患である、現代病とも言われる「糖尿病」にフォーカスを当てて、その関係性についてお話ししたいと思います。

まず歯周病とは、

歯周病菌の感染により歯茎や歯を支える骨に炎症が起きる病気です。

重症になると歯を支える骨が溶けて、歯を失う事にもなりかねません。

歯周病と聞くと口腔内に限局した疾患と感じる方もいらっしゃるかと思いますが、口腔内で起こる炎症は体全体に悪影響を及ぼします。

お口の中の病気が全身疾患である糖尿病と関わりがあるのか??

と思いますよね。

それは、

歯周病になると「炎症性サイトカイン」と呼ばれる物質が血液にのって全身をめぐり、

血糖値を下げるインスリンのはたらきを弱めてしまうからです。

そのため、血糖コントロールが乱れて血糖値が上がるので、糖尿病のリスクが高くなります。

また糖尿病の方は免疫力が落ちているため、歯周病菌への抵抗力が弱く、歯周病の症状が悪化しやすくなります。

つまり、

歯周病と糖尿病は互いに悪影響を及ぼす関係にあるのです。

その関係性を考えると、

歯周病の治療を行っていけば、糖尿病の治療にもなる!!ということです。

特に2型糖尿病の場合は歯周病治療を行うことでHbA1cの値が改善することが様々な研究で分かっています!

そして健康な歯でしっかり噛めることは、糖尿病を招くリスクを2つ取り除くことができます。

1、肥満の防止

よく噛んで食べることで満腹中枢が刺激され食事の量を減らすことができます。

2、栄養バランスの偏りの防止

歯周病で歯がぐらついていたりお痛みがある場合、柔らかく飲み込みやすい食事を摂ることが増えます。

柔らかい食べ物には炭水化物が多いので、高血糖になりやすいです。

歯周病も糖尿病も、生活習慣病です。

お口の健康は全身の健康に繋がっていると言えますね(^ ^)

規則正しい生活習慣と、毎日の歯磨き、定期的な歯の検診でお口と身体の健康を守りましょう!!

 ぜひ、当院に定期検診にお越しいただき、生涯に渡り、素敵なライフワークを送ってください☺️

JR立川駅 南口から徒歩5分の歯科医院

立川デンタルクリニックすずき

子どもから大人の方まで通院できる

小児矯正、マウスピース矯正、ワイヤー矯正、入れ歯、インプラント、親知らずの抜歯など

お口の中の悩み事、何でも相談してください

監修  歯科医師  鈴木博貴

日本スポーツ協会公認 スポーツデンティスト

日本アンチエイジング歯科学会 認定医

日本スポーツ歯科学会 認定医

日本歯科審美学会 会員

インビザライン GoldⅡステータスドクター

“食べる”について


こんにちは😊

立川デンタルクリニックすずきです!

今回は歯科助手の石井がブログを担当させていただきます🦷

12月に入り、今年も残り1ヶ月を切りましたね…😳

年末にかけて色んな人と集まる機会、食事する機会が多くなるのではないでしょうか?😊

そこで…突然ですが…皆さんは、食べ物を食べる時、お口の働きを意識して食べたことがありますか??

ただ”食べる”と言っても、歯や舌、口周りの筋肉などの複雑な動きがさまざまに組み合わさって、”食べる”という動作を行なっています。

今回はお口の「食べる」という働きについてお話ししていきます!

まず始めに、食べるためには、食べ物を取り入れる「摂取」、食べ物を細かく噛んで唾液とよく混ぜ合わせて飲み込みやすく細かくする「咀嚼」、飲み込む「嚥下」と言った一連の動作すべてを行っています!

その中で味を味わったり、様々な感覚を使って普段食べています🥢

これらのどれか1つでも欠けてしまうと、好きなものが食べられない、食事を楽しめないということにつながってしまいます😔

そもそも、正しい食べ方とはどういうことなのでしょうか…??

言葉で説明をすると少し難しくなってしまいますが。。。食べ物を前歯で噛み切り、唇を閉じ、舌で食べ物を口の奥に送るとともに唾液と食べ物をよく混ぜ合わせ、奥歯で食べ物を細かくつぶして飲み込むことです。

正しく食べるためには、歯が大切なのはもちろんのこと、舌や頬、口周りの筋肉など様々な器官を使って、食べるために必要な一連の動作を無意識に行っています😋

しかし、現代人は柔らかい食べ物を食べることが多く、正しく食べることができない人が増えています🤐

柔らかい食べ物が多くなるとあまり噛まないので口周りの筋肉が正しく成長できない、唇が閉じられない、歯並びが悪くなる、よく噛めない、口呼吸になるなど様々なお口のトラブルに影響します💦

そこで、正しく食べるためにできることを紹介致します!

最も大切なことは、やはり”よく噛んで食べる”です⭐️

一口30回噛むことを目安にしましょう!!✨

また、歯ごたえのある食材を加えたり、食材の切り方を変えるなど、自然とよく噛める工夫をしましょう😊

よく噛んで食べることは、顎の成長を促します🌟

お子様の場合、よく噛んで顎が正しく成長することで、永久歯が生えるスペースが確保されます。

正しく食べるためには、お口が健康であることが重要です💓

そのためには歯科定期健診やご自宅でのセルフケアが大切です🦷いつまでも美味しく楽しく食事ができて、健康な生活を送れると良いですよね!

定期検診は特に大切です。年明け前にお口を綺麗にして新年を気持ちよく迎えましょう😊

妊婦さんが定期検診が重要な理由

こんにちは、立川デンタルクリニックすずきです!

今週の担当は歯科衛生士の杉田が担当致します!

気づけば11月も末であと少しで年末ですね…

みなさんインフルエンザなどで体調は崩してないですか?

そして本題にはいります😂

前々回ぐらいの担当の時に歯周病についてお話したのですが覚えていますでしょうか?

成人の約8割がなっているとお伝えしました。

そこで今日は女性向けの歯周病のお話です🐰

女性は、妊娠や月経で分泌される女性ホルモンは、血中から歯と歯茎の境目にある溝に到達して、歯周病菌を増殖させてしまうという特徴があります。

特に妊娠期には女性ホルモンが急激に増加することで歯周病原菌が増殖します。

すると妊娠性歯周炎になってしまい、歯周病のリスクが上がります。

歯周病は早産低体重児出産の原因の1つと言われており、妊婦さんが歯周病だとお口の中の炎症物質が血液を伝って早産・低体重児出産を引き起こしてしまいます。

妊娠中に歯周病になってしまった女性が早産や低体重児出産のリスクは7倍と歯周病学会から発表されています🫠💦

妊娠期は唾液の量が減少したり、つわりで歯磨きがしづらくお口の中の状態が悪くなりやすい時期です。

そのような状況ではまずセルフケアを行うことが大切になってきます。

妊娠期のセルフケアでの注意点は

・一日のうち体調のいい時間にリラックスしながら行う

・歯ブラシは小さめがオススメです✨️

・顔を下に向け唾液が奥にたまらないよう歯磨きをする

・舌に当たらないようにすることで吐き気を回避しやすいです

・奥歯は吐き気を感じやすいため最後に磨く

・歯磨き粉などは体調に合わせて使用を控えてください!

どうしても歯磨きが難しい時はアルコールが入っていないデンタルリンスやお水でうがいしてください😊

これらの点に気をつけることでセルフケアを行いやすくなりますよ。

また、妊娠前から歯周病の予防や治療を行うことも大切です。

定期的に歯科を受診し、歯垢や歯石を除去してもらうことで確実に歯周病を予防することができます

妊娠が発覚した、あるいは妊活を行なっている女性は、ぜひ歯周病の検査を行うことをおすすめ致します。

また、妊娠中は治療するタイミングが決まっており

妊娠16~28週(5~7ヶ月)の妊娠中期になると安定期に入るため、通常の歯科治療が受けられます。

妊娠初期に歯周病などの気になる症状がある場合は、母体の負担にならないような応急処置をしてもらい、安定期になってから治療をはじめるようにしましょう!

また、出産後も口腔内のケアが大切です♡

小児検診も行っており何歳からでも受け付けておりますので母子共にいらしてくださいね👶

JR立川駅 南口から徒歩5分の歯科医院

立川デンタルクリニックすずき

子どもから大人の方まで通院できる

小児矯正、マウスピース矯正、ワイヤー矯正、入れ歯、インプラント、親知らずの抜歯など

お口の中の悩み事、何でも相談してください

監修  歯科医師  鈴木博貴

日本スポーツ協会公認 スポーツデンティスト

日本アンチエイジング歯科学会 認定医

日本スポーツ歯科学会 認定医

日本歯科審美学会 会員

インビザライン GoldⅡステータスドクター