インビザライン(マウスピース矯正)の特徴

こんにちは

立川駅南口より徒歩5分の歯医者さん

立川デンタルクリニックすずき院長の鈴木です。

以前の更新より間が空いてしまい、大変申し訳ありませんでした。

北海道で地震があり、大規模停電があり…

色々なことが起きて、通常が平常であることが当たり前ではないんだなと再認識した期間でした。

被災された方がたに、一刻も早い復興をお祈りいたします。

さて、かなり期間が空いてしまいましたが、マウスピース矯正についてお話しします。

マウスピースでの矯正は、歯の痛みも少なく、装置も目立たず、いいことだらけのような矯正方法のように思うかもしれません。

しかし、注意点をしっかりとおさえなくては、どんなに優れた方法でも予定通りに動かない事もあるので、その注意点について説明します。

まず、インビザラインの最大の欠点は、自分でつけ外しをするという事です。

え?それって、利点じゃないの?そう思われる方も多いと思います。

確かに、装置が外せるというのは、歯を磨くうえ、食べ物を食べる上では最大の利点です。

しかし、しっかりと装置を使う、装置の装着時間を守るという意味では、患者さん主体になってしまいます。

極端な話、いくらマウスピースを作っても、使わなければ歯並びは治らないのです。

インビザラインは、1日20時間装着した日を1日と換算し、14日間装着すると、次のマウスピースに移行するという手順で治療が進んでいきます。

1日20時間装着できない場合、いつまでたっても治療が進みません。

また、マウスピースを装着したまま、飲食は出来ません。

飲み物もお水以外の物は、外していただきます。

仮にジュースを、マウスピースを装着したまま飲むとどうなるか…

通常、砂糖の含まれている飲み物を飲むと、口の中に砂糖水が残留します。しかし、その砂糖水は唾液の力によって、薄められていきます。

しかし、マウスピースを装着したままジュースを飲むと、マウスピースと歯の隙間に砂糖水が流れ込みます。

そして、そこに入り込んだ砂糖水はなかなか唾液の力では薄まっていきません。

結果、一気に沢山の歯が虫歯になってしまう。という事につながるのです。

その為、こまめに飲食をしなくてはいけない職業の人。

例えば、調理師さんなど、料理を作る人、パティシエさんなどの職業の人は、1日20時間マウスピースを何か月も装着するのは難しい。という人がいます。

その場合、マウスピース矯正は、生活リズムとして合っていないという事になります。

様々な方法があるので、自分はこうだ!と決め付けずに、矯正医に相談されることをお勧めします。

立川に鹿?

こんにちは

立川駅南口から徒歩5分の歯医者さん。立川デンタルクリニックすずき院長の鈴木です。

先日、ネットの急上昇キーワードに、「立川 鹿」とありました!

「立川 歯科」の間違いじゃなくて?

「立川 歯科」なら、ついに立川の歯医者さんが周辺住民に支持されるようになったのか!

もしくは、なんか悪いことした?

そんな風に思ってしまったのですが、調べてみたらなんと、立川に本当にオスの野生の鹿が現れたとのこと!

あれ?そんなに立川って田舎だったっけ?

そうおもってしまったのは、僕だけではないはず…(笑)

僕の実家の北海道ではよく、鹿が出ます。

場所によっては、人の数より鹿の数が多い街もあるくらい。

でも、東京は歯科は多いですけど(笑)鹿って…

場所を見てびっくり!

僕もよく使う生活道路!しかも、住宅密集地!

車一台ようやく通れる道幅のところに、鹿がいる(笑)

最初に発見した人、びっくりしたでしょうね!まさか鹿がいるなんて思いませんもんね!

でも、鹿はどんどん増加しているそうです。

天敵である狼の数が減少し、保護動物に指定されているので、駆除されない

そういった理由で鹿が増えていると聞きました。

東京も歯科が増えていますが、鹿も増えていたんですね!

それで餌を求めて、立川まで…

無事に吹き矢で麻酔を打たれ、山中へ帰っていったと聞き安心しました。

ちなみに、歯科はそろそろ増加傾向から脱出するそうです。

現在、歯科大学の定員は非常に少なく、国家試験に合格することも非常に難しくなっています。

一方で、歯科医師を年齢別で見ると、やはり団塊の世代と呼ばれる年齢の先生が最も多いです。

団塊の世代の先生が引退すると、歯科医師不足に陥ると以前から言われていたのですが、昨年、新規開院数と閉院、閉鎖数で、閉院、閉鎖数の方が上回ったというデータが出てきました。

この差は年々多くなる事と思われます。

現在は地域医療に携わる医師不足が叫ばれていますが、あと15年後には歯科医師不足も言われることでしょう。

40年ほど前は、歯科医師が不足していて、どこの歯医者も予約でいっぱい。常にアポイントが取れないという時代でした。

そこで歯科医師を増やせ!という政策を続けたら、今度は歯医者が余った!だから減らせ!と

なんだか、学習能力のない政策の取り方だな?って思ってしまうのは僕だけでしょうか?(笑)

とりあえず、立川に出た鹿が無事に保護され、周辺住民の方も怪我がなく、大事に至らず、本当に良かったと思います(笑)

次回はちゃんと、歯の話しますね!

自己紹介その6 理想の歯科医師像

こんにちは

立川デンタルクリニックすずき

院長の鈴木です。

今日は僕の歯科医師としての目標について話したいと思います。

歯科医師として研修がが終了し、どのような歯科医師になるか

どんな未来の自分になりたいか。

それを考えていた時にイチロー考え方を書いた本に出会いました。

研修が終了に近づくと、様々な医局が医局員確保の活動を始めます。

まるで、新入生を勧誘する部活やサークル、新歓コンパのように(笑)

そこで、何を専門にやりたいの?と毎回聞かれるのですが、

様々な分野の点と点が最低限ですが結びつき始めた僕は

全ての分野に興味がありました。

口腔外科も興味がある。

麻酔科で全身管理も大事だと思うし

補綴科で咬み合わせの勉強もしてみたい。

矯正も面白そう。

小児歯科もやってみたい。

予防も大事だよね…

歯周病、虫歯治療は基本だと思う…

全部の科のエキスパートになりたい!!

これがその時の目標でしたし、今も変わりません。

でも、大学の医局の先輩たちには

「それは無理だよ」

「一生かかっても、1分野を極められるかどうかなんだから…」

と、言われました。

確かに、すべての分野、科目で日本一になるのは無理かもしれない。

でも、

「専門外なのでわかりません、専門家のところに行ってください」

とは、絶対に言いたくない…言わない!

でも、

そんなに頭良くないしな…

様々な葛藤の中でどの道に進むか悩んでいました。

悩んだ時にはイチロー本(笑)

メジャー挑戦時のコメントでこんなセリフがありました。

「ほかの誰よりも僕が一番期待しています。その自信がなければここにいません」

「なりたい」自分になるためには、まず、自分が自分に期待できる。

その位努力しなければ…やる前から諦めるなんて…

全てを勉強できる環境。しなくてはいけない環境

それは、開業医で勤務しながら、自ら勉強会やセミナー情報を調べ

休みの日や空き時間を使って勉強する。

その勉強した成果を日々の診療で発揮する。またわからないところを勉強する。

認定医や専門医という称号はもらえないかもしれない。

論文発表の機会を作るのは難しいかもしれない。

でも、日々の診療で

「これが足りない」

と感じたら、そこを勉強、練習する。

それを繰り返していけば、いつか、目標に到達できる。

そう自分に期待し、開業医に勤務する道を選択しました。

勤務先も、勉強会やセミナーは東京で開催されることが多いので

東京の歯科医院限定で探しました。

そうして、僕の歯科医人生は始まったのです。

(研修医時代にも貴重な経験をさせていただきましたが、それはまた後日)

色々と歯科医院を見学させていただき東京都多摩市の歯科医院に勤務することになりました。

そこで初めて目の当たりにした壁…

それは自信を持っていたコミニュケーションでした…

その話はまた次回…

著者紹介

鈴木博貴(歯科医師)

2006年 岩手医科大学歯学部卒業

2007年4月20日 歯科医籍 第158595号 登録

2013年11月 立川デンタルクリニックすずき 開院

「口は身体の入り口 身体の健康は口の健康から」を医院理念とし

分かりやすく、笑顔で、一般歯科、口腔外科、小児歯科、矯正歯科の全ての分野で転院せずに歯科治療を終えることの出来る一貫性を持つことをモットーに治療している

座右の銘は「あの時の自分と今の自分を比べるのは、今の自分に失礼」というイチロー選手の言葉