自己紹介その6 理想の歯科医師像

こんにちは

立川デンタルクリニックすずき

院長の鈴木です。

今日は僕の歯科医師としての目標について話したいと思います。

歯科医師として研修がが終了し、どのような歯科医師になるか

どんな未来の自分になりたいか。

それを考えていた時にイチロー考え方を書いた本に出会いました。

研修が終了に近づくと、様々な医局が医局員確保の活動を始めます。

まるで、新入生を勧誘する部活やサークル、新歓コンパのように(笑)

そこで、何を専門にやりたいの?と毎回聞かれるのですが、

様々な分野の点と点が最低限ですが結びつき始めた僕は

全ての分野に興味がありました。

口腔外科も興味がある。

麻酔科で全身管理も大事だと思うし

補綴科で咬み合わせの勉強もしてみたい。

矯正も面白そう。

小児歯科もやってみたい。

予防も大事だよね…

歯周病、虫歯治療は基本だと思う…

全部の科のエキスパートになりたい!!

これがその時の目標でしたし、今も変わりません。

でも、大学の医局の先輩たちには

「それは無理だよ」

「一生かかっても、1分野を極められるかどうかなんだから…」

と、言われました。

確かに、すべての分野、科目で日本一になるのは無理かもしれない。

でも、

「専門外なのでわかりません、専門家のところに行ってください」

とは、絶対に言いたくない…言わない!

でも、

そんなに頭良くないしな…

様々な葛藤の中でどの道に進むか悩んでいました。

悩んだ時にはイチロー本(笑)

メジャー挑戦時のコメントでこんなセリフがありました。

「ほかの誰よりも僕が一番期待しています。その自信がなければここにいません」

「なりたい」自分になるためには、まず、自分が自分に期待できる。

その位努力しなければ…やる前から諦めるなんて…

全てを勉強できる環境。しなくてはいけない環境

それは、開業医で勤務しながら、自ら勉強会やセミナー情報を調べ

休みの日や空き時間を使って勉強する。

その勉強した成果を日々の診療で発揮する。またわからないところを勉強する。

認定医や専門医という称号はもらえないかもしれない。

論文発表の機会を作るのは難しいかもしれない。

でも、日々の診療で

「これが足りない」

と感じたら、そこを勉強、練習する。

それを繰り返していけば、いつか、目標に到達できる。

そう自分に期待し、開業医に勤務する道を選択しました。

勤務先も、勉強会やセミナーは東京で開催されることが多いので

東京の歯科医院限定で探しました。

そうして、僕の歯科医人生は始まったのです。

(研修医時代にも貴重な経験をさせていただきましたが、それはまた後日)

色々と歯科医院を見学させていただき東京都多摩市の歯科医院に勤務することになりました。

そこで初めて目の当たりにした壁…

それは自信を持っていたコミニュケーションでした…

その話はまた次回…

著者紹介

鈴木博貴(歯科医師)

2006年 岩手医科大学歯学部卒業

2007年4月20日 歯科医籍 第158595号 登録

2013年11月 立川デンタルクリニックすずき 開院

「口は身体の入り口 身体の健康は口の健康から」を医院理念とし

分かりやすく、笑顔で、一般歯科、口腔外科、小児歯科、矯正歯科の全ての分野で転院せずに歯科治療を終えることの出来る一貫性を持つことをモットーに治療している

座右の銘は「あの時の自分と今の自分を比べるのは、今の自分に失礼」というイチロー選手の言葉

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