こんにちは
立川デンタルクリニックすずき
院長の鈴木です。
昨日、秋田の乳頭温泉で、硫化水素による事故がありましたね。
学生時代、よく行っていた場所なので、びっくりしました。
盛岡から田沢湖って意外に近いんですよ。
あそこらへんは火山が多いので温泉も沢山あります。
しかし、裏を返せば危険性もあるってことったんですね。
全く知りませんでした。
同じような事故が再び起きないように、対策を取られることを祈っています。
さて、最近インプラントの問い合わせが多くなってきています。
そこで、インプラントの話をすると、金額よりも、治療期間でびっくりされることが多いです。
当院で行っているインプラント治療は少なくても半年ほど最終的な物が入るまでに時間がかかってしまいます。
その理由についてお話しします。
まず、インプラントをしたい。というお話しを頂いて一番最初に行うのが検査です。
インプラントを入れる場所には骨がどの位あるのか。
その周りや、咬み合わせの歯などで治療が必要な場所は無いか。
歯周病の状態はどうか。
など
多岐にわたり検査いたします。
そのうえで、どこの場所にどのくらいの太さ、長さのインプラントを入れるべきなのかを決めていきます。
ここの部分に当院では時間と重きを置いています。
インプラントは矯正のように位置を後で動かすことは出来ません。
あとでもう少しこうすればよかった。というのは、トラブルの元になります。
そして、咬みあうはずの歯がしっかりとした位置にないと、どこにインプラントを入れてよいのか分かりません。
とりあえず、ここらへんにインプラント入れて、あとは他で調整しよう。
といって、うまく調整できる上手な先生はいいかもしれませんが、慎重派の僕は確実性を求めて、しっかりと土台作りをしてからインプラントに入るようにしています。
なので、早くインプラントをしたいという人には、もっと早くやってくれるところあるのに、
余計な治療やって。
などど思われるかもしれませんが、
当院のモットーである、長期的に見てトラブルの少ない治療をする。という意味では、そこをおろそかにするわけにはいかないのです。
僕にインプラントのいろはを教えてくれた先生が、
インプラントは手技よりも、治療計画と診査が大事だとおっしゃっていました。
インプラント治療は治療費も高額になりがちです。
しっかりと腰を据えて、トラブルの無いようにするべきだと思っています。
次回は具体的な治療の流れについてお話しします。
著者紹介
鈴木博貴(歯科医師)
2006年 岩手医科大学歯学部卒業
2007年4月20日 歯科医籍 第158595号 登録
2013年11月 立川デンタルクリニックすずき 開院
「口は身体の入り口 身体の健康は口の健康から」を医院理念とし
分かりやすく、笑顔で、一般歯科、口腔外科、小児歯科、矯正歯科の全ての分野で転院せずに歯科治療を終えることの出来る一貫性を持つことをモットーに治療している
座右の銘は「あの時の自分と今の自分を比べるのは、今の自分に失礼」というイチロー選手の言葉