独立に向けての動き

こんにちは

立川デンタルクリニックすずき院長の鈴木です。

改めて、投稿すると、自己紹介長いですね…(笑)

もう少しです(笑)

 

勤務医生活も丸5年たち、一つの職場で4年勤務して自分の治療の長期的な経過も見ることが出来るようになってきた頃

自分の医院を持つという事を考え始めました。

 

歯科医師になった時に35歳までに独立開業する!!

という目標を掲げて日々努力してきましたが、気が付くと34歳の誕生日を迎えようとしている。

このままでは、目標が達成出来ない。どうすればよいか、考えた僕は、少し変わった方法をとりました。

 

それは

その時勤務していた院長先生。会社で言えば社長です。

その院長に宣言したのです。

 

忘れもしない

2013年1月4日

仕事始めの日の夜。

初めて僕から院長を飲みに誘いました。

そして

「今年中に開業しようと思います。」

「場所とか、資金とか何も決まっていませんが

とりあえず、今年中に開業します」

 

通常、色々なことが決まり、時期も決まったあたりに

辞めることを報告するのがふつうなのかもしれません。

たしかに、

「だったら、明日から来なくていいよ」

といわれる可能性もありました。

そのあと、責任のある仕事が回ってこない可能性もありました。

しかし、僕は、自分が辞めることにより

勤務先の医院に迷惑を掛けたくなかったのと、

院長は人として先輩として尊敬していたので

僕の宣言に対して何か嫌がらせなどをするとは思っていませんでした。

僕の今の実力を一番わかってくれている人に

一番最初に伝えて、なんといわれるか反応が知りたかったです。

予想通り、協力をしていただき

嫌がらせなど受けることもなく

また、足りない部分、現状などのアドバイスを受けました。

その後もいつも通りに仕事をさせていただき、

打ち合わせ等で休み、早退なども許していただきました。

本当に感謝しております。

今でも、一番身近であり、でも、いつまでも追いつけなさそうな人は

院長です。

これからも目標にさせていただきます。

職場の協力を得て開業準備を始めた僕は一つの大きな決断をしなくてはなりませんでした。

 

それは開業場所でした。

僕は長男ということもあり、実家の函館に帰るべきではないのだろうか。

函館は地元だが、15年も住んでいない…

最近の人口の流れ、これから伸びてくる地域など全くわからない…

等の不安。

一人で悩んでも答えが出なそうなので

率直に親に打ち明けました。

普通に考えれば、親の気持ちとしては帰ってきてほしいだろうな…などと思っていました。

しかし、返ってきた答えは

「自分の好きなようにやれ」

「ただし、自己責任でやれ」

「それであれば、口出しはしない」

でした。

一番うれしい言葉であり、

一番心細い言葉でもありました。

全てを自分の決定で。

悩みました。

軽い不眠症にもなりました。(笑)

悪いこと、辛いことばかり考えてしまいました。

そんな時、尊敬する院長に相談しました。

その時の言葉が

「そんなんで不眠症になってたらこの先どうすんだ!」

「やりたいようにやって、ダメならまた振り出しに戻ればいい」

「命まで取られるわけじゃないんだ」

「これから先、もっと大変な事、山のようにあるぞ」

たしかに…

開業したい!と言ってはいても、

本当に覚悟が決まってなかったのかもしれない。

全てを開業に捧げれるか…

どこの地域で開業しても、今の歯科業界は激戦区ばかり。

そこで、地域性のリスクなど考えていても仕方ない!

やりたいようにやる!!

覚悟を決めました。

それで、自分のやりたい診療、やりたいスタイル、やりたいことを箇条書きにしたところ

立川の現在地で開業するということを決心しました。

開業地が決まると次々とほかの事を決めなくてはなりません。

その打ち合わせでも様々な人に助けてもらったのですが、

その様子はまた次回…

 

自分のスキルアップ

こんにちは

立川デンタルクリニックすずきの院長 鈴木博貴です。

 

先日の火曜日、休診日の日にスタッフと共に医院見学に行ってきました。

笑顔溢れる、素敵な医院で、非常にパワフルでした!

参考にさせてもらう事が多々あり、当院でも取り入れようと思うことばかりでした。

非常に刺激を貰える、良い見学でした!

見学を受け入れていただいた、さかえ歯科様本当にありがとうございました!

さかえ歯科のHPはこちらから!

 

さて、今日は、僕がどのようにして診療スキルを上げるための勉強をしたか?

何が、ベースになっているかをお話ししたいと思います。

1日に沢山の患者さんを診療させていただく事になり自分に足りないものが多々見えてきました。

そのうちのひとつが、診断力でした。

なぜ患者さんが痛みや苦痛、違和感を訴えているのか?

それがわからない。ということが出てきました。

まずは総合的な知識を高めようと

学生時代、研修医時代の書籍を読み返しました。

すると、その時曖昧にしていた知識、

その時には想像することが出来なかった症例が

素直に入ってきて、いかに自分が勉強不足だったか、

自分の診断が浅はかだったかを痛感しました。

もう一度、大学に戻り勉強しなおそうかとも

真剣に考えましたが、医局での勉強にも

限界があることを友人から聞いていたこともあり

自分で勉強できるところを探してみました。

そんな時、とある大学が

歯科医師向けの研修会を行っていることを知り

その研修会に参加することになりました。

自分と同じくらいの先生ばかりが参加するものと

思っていましたが、かなりの先輩先生も

熱心に参加しており

このように生涯学習するべきである!

自分もこのような先生になりたい!

と、強く思ったのです。

それから、定期的に休みを取り

セミナー、勉強会に参加させていただきました。

勤務先の院長の協力もあり

4年半の勤務期間で参加した勉強会の数は

24回!!

ほとんどの勉強会が、土日祝日に行われるため

勉強会に参加するためには

お休みを頂かなくてはいけません。

通常2か月に1回の頻度で休みをいただく事は

勤務医では不可能なのですが、

快く勉強会に参加させていただきました。

本当に感謝しています。

周りの皆さんの協力のおかげで

この4年半で自分でも

「成長できた!!」

と確信しています。

そして、現在も定期的に勉強会、セミナーに参加しております。

最近は月に一度以上、勉強会に参加させていただいております。その都度、休診にせざるを得ないので、通院中の患者さんにはご迷惑をおかけいたしております。

しかし、歯科の治療は日進月歩

次々と新しい治療法が出てきます。

新しいものを否定するのではなく

かといって、何でも取り入れるのではなく。

本当に患者さんにとって有益な治療法は何かを見極めるため

様々な角度から勉強を続けたいと思っております。

「あの時の自分と今の自分を比べるのは今の自分に失礼」

この言葉を常に胸を張って言えるよう努力していきます。

著者紹介

鈴木博貴(歯科医師)

2006年 岩手医科大学歯学部卒業

2007年4月20日 歯科医籍 第158595号 登録

2013年11月 立川デンタルクリニックすずき 開院

「口は身体の入り口 身体の健康は口の健康から」を医院理念とし

分かりやすく、笑顔で、一般歯科、口腔外科、小児歯科、矯正歯科の全ての分野で転院せずに歯科治療を終えることの出来る一貫性を持つことをモットーに治療している

座右の銘は「あの時の自分と今の自分を比べるのは、今の自分に失礼」というイチロー選手の言葉

7月最終日…

こんにちは

立川デンタルクリニックすずき院長の鈴木です。

花火大会やりましたね!

結構な雨だったので、中止か思ったのですが…

無事に開催出来て良かったです!

でも、花火って水にぬれても上がるんですね!びっくりしました!

ただ、いつもよりは、余韻が少なかったかな?

早めに散っちゃう感じがしました…

無事に開催出来て良かったです!

昨日は休診にして勉強会に行ってきました。

自分の足りないところ、積極的にやらなければいけない事が見えてきて、非常に有意義な勉強会でした!

休診にしたため、通院中の患者さんにはご迷惑をおかけしましたが、昨日の勉強を元に、より良い医院にしていきますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします!

さて、前回はコーチングのスキルを勉強したところまでお話ししました。

今日は、技術のスキルアップについてお話したいと思います。

コミニュケーションで信頼関係を得ることが出来ても

肝心の治療が出来なければ意味がありません。

治療のスキルアップの為何をするべきか考えました。

結論は、もっとたくさんの症例を見なくてはならない。でした。

沢山患者さんを診させていただければ、当然、様々な症例に出会う事ができる。

経験を積まなくては…

そう思った僕は、勤務先を変えるという結論を出しました。

最初に勤務した開業医は、時間に余裕があり、

患者さんをゆっくり、時間をかけて治療することが出来ました。

技術の未熟だった僕は、時間に余裕がないと自分も余裕がなくなり

焦りが生じてしまうこともあったので、ゆっくり治療できたのは

とてもよいことでした。

しかし、その環境に慣れ、時間を気にせず治療をすることは決して良いとは言えません。

時間をかけ、丁寧に上手にやるのは当たり前。

限られた時間でも、治療の質を下げない事が必要でした。

そのために、1日の患者数が多く。かつ、丁寧な治療を心がけることを支持してくれる

歯科医院に勤務したいと思いました。

相反する二つの事を受け入れてくれる歯科医院はなかなか見つかりませんでしたが、

運よく声を掛けていただき、理想とする歯科医院に勤務できることになりました。

そこの歯科医院で最初に感じたことが、

「ここは人気のある歯科医院だ!!」

ということでした。

今でも鮮明に記憶に残っていることがあります。

それは、勤務して3日目で、僕のアポイントがすべて埋まったのです。

3日目で!!です(笑)

前の職場では、午前も午後もすべて埋まるということはほぼありませんでした。

それが、転職して3日目でもうすでに…

なぜ、ここの歯科医院が、こんなにも患者さんに支持されるのか。

それを学び取るのが、第一の目的となりました。

この恩義ある歯科医院でどのようなことを学んだかは、また次回…

著者紹介

鈴木博貴(歯科医師)

2006年 岩手医科大学歯学部卒業

2007年4月20日 歯科医籍 第158595号 登録

2013年11月 立川デンタルクリニックすずき 開院

「口は身体の入り口 身体の健康は口の健康から」を医院理念とし

分かりやすく、笑顔で、一般歯科、口腔外科、小児歯科、矯正歯科の全ての分野で転院せずに歯科治療を終えることの出来る一貫性を持つことをモットーに治療している

座右の銘は「あの時の自分と今の自分を比べるのは、今の自分に失礼」というイチロー選手の言葉