学校検診について

こんにちは

立川デンタルクリニックすずき
院長の鈴木です。


今日の診療はバタバタしてしまい
待ち時間が長くなってしまった患者さんもいました。

申し訳ありませんでした。

出来るだけ待ち時間を少なくするように努力しておりますが、説明の時間や処置の時間を短縮するわけにはいかず…

出来るだけ効率よく診療できるように日々工夫していきますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。



先日学校検診について質問がありましたので、そのお話を症と思います。



学校検診で、虫歯と言われたが、実際に歯医者に行ったら、虫歯はなかった!


それは良くある話です。


何故か…


学校検診の意義とは、怪しいなと思った人をしっかり歯医者に行かせ、精密検査をさせることです。


つまり、人間ドックと同じような物です。


血液検査で、肝臓が要精査となって病院に行っても、治療の必要はないと言われた。


それと同じです。



しかし、残念な事に、学校検診で虫歯を見落とすこともあります。


これは、検診をする環境があまりよくない。

明るいライトもなければ、良く見えるミラーもない
そして、掃除された後の歯ではないので、汚れの下がどうなっているかは分からない。


そのような状況下なので、見落としもあります。



ごくまれに、学校検診で虫歯じゃないって言われたから治療しなくて良い!という親御さんもいます(笑)


しかし、どちらの方が正確に診断できるかというと、歯医者での診断が正確だと思います。



学校検診は一つの目安。

引っかかったら、もちろん行かなくてはならないのですが、問題ないと言われても、定期的に掃除をしてもらった方が良いと思います。



明日は、虫歯になりやすい人、なりにくい人の話をします。

令和元年5月7日追記
今年も学校検診の季節になってきました
検診で虫歯だった人も、虫歯が無いといわれた人も、一度ちゃんと歯科に行き歯医者さんに診てもらうと長く安心ができる口内を維持しやすくなりますよ
当院では予防のためのプログラムがございます、興味がある方は当院スタッフにご確認ください。

著者紹介

鈴木博貴(歯科医師)

2006年 岩手医科大学歯学部卒業

2007年4月20日 歯科医籍 第158595号 登録

2013年11月 立川デンタルクリニックすずき 開院

「口は身体の入り口 身体の健康は口の健康から」を医院理念とし

分かりやすく、笑顔で、一般歯科、口腔外科、小児歯科、矯正歯科の全ての分野で転院せずに歯科治療を終えることの出来る一貫性を持つことをモットーに治療している

座右の銘は「あの時の自分と今の自分を比べるのは、今の自分に失礼」というイチロー選手の言葉

ナイトガードの手入れ

こんにちは

立川デンタルクリニックすずき
院長の鈴木です!


世の中休みのところが多いですね!

 

当院は明日も診療しております。

急患も対応しておりますので何かありましたらご連絡ください。

 



今日は歯ぎしりや顎関節症用のマウスピースの手入れ方法について!



まずは、自分のマウスピースがどのタイプか知らなくてはなりません。


マウスピースにはハードタイプとソフトタイプがあります。



ハードタイプは固くて変形しないもの。
曲げようとすると折れるものを言います。


ソフトタイプはシリコンのようなもので出来ていて
変形し、スポーツマウスガードに似ています。



それぞれタイプによって手入れ方法、保管方法が異なりますのでご注意ください。



ハードタイプをご使用の方

このタイプは材料が給水性があります。


乾燥すると材質的に割れやすくなってしまうので、外している時は水中保管。

水の中に入れておくようにしましょう!


また、吸水性があるという事は装着した状態でお茶や紅茶、コーヒー、ワインなどを飲むとその色素が取り込まれることになります。


マウスピース自体が変色しますので、装着したまま飲食しないようにしましょう。




手入れの方法は流水下でブラシで洗うことが基本です。


その際、歯磨き粉は使わないようにしましょう。

歯磨き粉の中に入っている研磨剤が表面を傷つけることになります。


色が付いたからと、劇落君のようなスポンジで磨くのも止めましょう。

あれは歯でも傷つきます。



それでも、使用していると唾液の成分が吸収され、黄ばみやにおいが気になる事があります。


そんな時は入れ歯洗浄剤の総入れ歯用を使用することをお勧めします。


部分入れ歯用には金属を錆させないための成分が入っていますので、総入れ歯用がいいと思います。



大きなドラックストアやネットなどでは、矯正用マウスピース洗浄剤が売っている所もあります。


勿論それでも構いません。






洗浄剤を使用した場合は、装着前に一度ブラシで洗ってから装着することをお勧めします。















ソフトタイプをご使用の方。

当院では作成していないので、最新のグッズなどが出ているかはわからないのですが、基本的には乾燥状態の保管となります。


ブラシで洗ってから、風通しの良い場所に置いておいてください。


材質的にはにおいが気になった場合には「ミルトン」などで殺菌することは出来ると思いますが、当院で作成していないため、よくわからないというのが本音です。


作成してもらった歯科医院に手入れ方法などを聞くのが良いかもしれません。



どちらのタイプにしても、ナイトガードは基本的に消耗品です。


歯がすり減るのを防ぎナイトガードが代わりにすり減ってくれるというものです。


歯ぎしりや食いしばりの程度によって交換時期は人それぞれなのですが、2年以上同じものを使用している場合は新しいものに変えてもいいかもしれません。


ハードタイプの場合は調整が出来るので、半年に1度はナイトガードを持って行って、歯科医院で調整してもらった方がいいかもしれませんね!



分からない事があったら、コメントしてくださいね!

マウスピースの手入れの仕方

こんにちは

立川デンタルクリニックすずき
院長の鈴木です。

GW突入しましたね!
天気もいいようです。

当院では4日まで診療いたしますので
何かありましたらご連絡ください

さて、今日はマウスピースの手入れについてお話しします。

実は、歯ぎしり防止や顎関節症の治療、スポーツ用マウスピースで手入れの方法が違います。

当院ではそのマウスピースに合った手入れ方法を指導させていただいているのですが、中には何も教えられなかったから知らないという人も。

まず、スポーツ用のマウスピースをご使用の方。

この素材は乾燥させて保管します。
湿度が高く通気性が悪いところに保管しておくとカビが生えます。
スポーツ中に水分補給を行うことがあると思いますが、マウスガードは外してから水分補給を行うことをお勧めします。

装着したままスポーツドリンクなどを飲むと、歯とマウスピースの間に砂糖水が洗い流されずずっとあることになり、虫歯の原因になる事があります。
また糖分がマウスガードの表面に付着するとヌルヌルした感じになる事があります。

そのような場合は食器用中性洗剤を使用し、指で洗うようにしてください。
歯磨き粉を使用して歯ブラシで洗うと表面に細かな傷が付き、次に汚れが付きやすくなります。

良く洗い、乾燥させることで雑菌の繁殖を防ぐことが出来ます。

絶対にしてはいけないのは、食洗器に入れる事です。

そんなのしないよーって思うかもしれないのですが、
汚れたら食器用洗剤で洗ってくださいと言ったら、食洗器に入れた人実際にいるんです。

食洗器は汚れを落とすために熱を加えるものが多く、また、乾燥機能などもついているものもあります。
そのような熱を加えるとマウスガードは変形してしまう可能性があります。
全ての歯科用の物は食洗器で洗浄するのは控える方がいいと思います(笑)

次回は、歯ぎしりや顎関節症の治療用のマウスピースの手入れ方法についてお話ししますね!