詰め物が取れた!!!

こんにちは
立川デンタルクリニックすずき
院長の鈴木です。

ブログ更新がなかなかできず、申し訳ありません。

ここ2週間、かなりのハードスケジュールでして…

やっと半分が終わりました(笑)
27日の火曜日が終われば、少し落ち着くはず。

体調崩さないように気を付けます!!

そんなハードスケジュールのさなか、僕の左下の詰め物が取れました(笑)

今?って時にそうなるのが、歯のトラブル!

なぜ、このタイミングで外れたか、については次回の記事でお話ししますね!

いつもお世話になっている先生に連絡し、治療してもらうことにしました。
思い起こせば、約10年ほど前、研修医だった僕は、同期の研修医にこの歯の治療をしてもらいました。

まあ、10年もったからいい方だと思いますが、
実際に口の中の写真を見せてもらったら、まあレベル低いですよね(笑)

僕の治療をしてくれた、同期が特別に下手だったわけではありません。
むしろ、まともな方だった(笑)

そう考えると、その当時の患者さんには本当に頭が上がりません!

今は、もう少しまともな治療できるはずです(笑)

そして、久しぶりに歯科治療を受けると色々な事がわかりました。

患者さん目線になるって本当に大切だなって!
痛い、痛くない、上手い、丁寧
それ以外にも色々と気が付くことがありました。

当院での治療へその経験を生かしていけたらと思っています。

著者紹介

鈴木博貴(歯科医師)

2006年 岩手医科大学歯学部卒業

2007年4月20日 歯科医籍 第158595号 登録

2013年11月 立川デンタルクリニックすずき 開院

「口は身体の入り口 身体の健康は口の健康から」を医院理念とし

分かりやすく、笑顔で、一般歯科、口腔外科、小児歯科、矯正歯科の全ての分野で転院せずに歯科治療を終えることの出来る一貫性を持つことをモットーに治療している

座右の銘は「あの時の自分と今の自分を比べるのは、今の自分に失礼」というイチロー選手の言葉

歯がなくなると認知症になりやすい?

こんにちは
立川デンタルクリニックすずき
院長の鈴木です。

今日は暑かったですね!
晴れると夏のような気温になる季節になってきましたね!

僕は季節で一番、夏が好きです!

早く、照り付けるような夏になってもらいたいですね!!

さて、今日は歯の本数と認知症についてです。
先日のブログで、コメントを頂きましたので、それについて書いてみたいと思います。

歯の働きは食べ物をかみ砕く、発音するなど、様々な役割を持っていますが、物を噛む行為は、同時に脳を刺激するという事がわかっています。歯と歯を噛み合わせた時の刺激は、歯の根っこの周りにある歯根膜というクッションのような役割をする薄い膜から脳に伝わり、その刺激はさまざまな脳の場所を活性化させます。

東北大学が以前出した論文によりますと、高齢者の歯の残っている本数と認知症は関係があることが分かっています。
健康な人では平均14.9本の歯が残っていたのに対し、認知症の疑いのある人では9.4本と明らかな差が見られます。また、残っている歯が少ないほど、記憶や学習能力に関わる海馬や、意志や思考の機能を司る前頭葉の容積などが少なくなっていた事がわかりました。この結果から、歯が無くなると、脳が刺激されなくなり、脳の働きに影響を与えてしまうという事が判明したのです。

神奈川歯科大学の研究結果では、残っている歯の数が20本以上ある人と比べて歯が無く、入れ歯も使っていない人の認知症リスクは1.9倍。良く噛んで食べることができる人に対して、あまり噛めない人の認知症リスクは、1.5倍と高くなっています。入れ歯を用いて咬み合わせを作ることが認知症予防につながるという事がわかる素晴らしい論文だと思います。
つまり、自分の歯が残っている事は非常に重要だけど、入れ歯などで、きちんと物が咬めるということが非常に重要だという事になります。

これは広島大学の論文でも明らかになっています。

広島大学は世界で初めて、よく物を噛む事が出来る正常なマウスと、元々歯がなく柔らかい物しか食べられないマウスを比較した研究を行いました。その結果、歯のないマウスの方には、大脳皮質にアルツハイマー型認知症の原因と考えられているアミロイドβ蛋白が沈着し、老人斑が多数発生し、さらに、記憶や学習能力に関わる海馬の細胞数が少なくなっている事が判明したのです。

歯科治療により、咬み合わせを回復させることは、認知症予防に有効なのか?
そのような実験をした論文もありました。

奥歯を削り噛みにくくしたマウスの歯を、セメントなどで修復すると、正常なマウスと同じ程度にまで記憶力が回復したという研究結果があります。噛み合わせが悪いまま放っておくのではなく、噛む事が出来るように治療することで記憶力の回復の可能性が高まるのです。

アルツハイマー型認知症の方の口の中を調べると、歯が無くなり、長い間良く噛んで食べる事が出来ていなかったと思われる人が多く見られます。歯が無いと歯根膜が無くなるため、刺激が脳には伝わりません。しかし、歯に代わる入れ歯や、インプラントなどの治療を行えば歯と同様の働きをすることが出来るのです。

しかし、ただ入れ歯を入れるだけでは不十分です。北海道の病院で行われた調査では、入れ歯が合っていない人全てが認知症だったとの報告があります。その人に合った入れ歯を使用し、正しく噛む事が重要なのです。

咬む筋肉を使うこと、その筋肉が使えるという事は、入れ歯があっているという事。
筋肉の出す刺激と、歯根膜の刺激で認知症予防は出来る事がわかりました。

しかし、キチンと合った入れ歯を維持するのも中々大変です。
自分の歯を残し、自分の歯で咬むのが一番ですよね!

え?
入れ歯が合わなくなるのはなぜか?
それは、また次回お話しします。

保育園の歯科検診

こんにちは
立川デンタルクリニックすずき
院長の鈴木です。

今日は午前中休診だったので、今年の4月に新しくできた保育園に歯科検診に行ってきました。

保育園での検診は、予防歯科を行う上で非常に重要で、歯科受診のきっかけとなるものです。
早期発見することは勿論なのですが、歯科の検診で恐怖を与えないようにする。

人生で初めての歯医者との接触
そう考えると、なかなかプレッシャーのかかるものでした…

保育士さんに手伝ってもらいながら
見落としがないように、拡大鏡とライトを使用してしっかり診させていただきました!

皆さんの協力のお蔭で、比較的時間も早く終えることが出来ました。

そして、検診で使用したデンタルミラー
本来、これは使い捨ての物なのですが、1回使用しただけで捨てるのはもったいない。
でも、滅菌とかすることは出来ない。

どうせ捨てるなら…と検診した児童にプレゼントすることにしました。

ご家庭で、歯医者さんごっこに使ってもいいし
お子さんの歯をじっくり見てもいいし
歯磨きが少しでも好きになってもらえると嬉しいなと思います。

また、親御さんの立場になって考えると、どんな人が検診したのかな?
って気になる所かな?と思い、僕の自己紹介も同封しました。

当院の周辺に住む方に少しでも予防の概念が広がってくれればいいなと思っています。

著者紹介

鈴木博貴(歯科医師)

2006年 岩手医科大学歯学部卒業

2007年4月20日 歯科医籍 第158595号 登録

2013年11月 立川デンタルクリニックすずき 開院

「口は身体の入り口 身体の健康は口の健康から」を医院理念とし

分かりやすく、笑顔で、一般歯科、口腔外科、小児歯科、矯正歯科の全ての分野で転院せずに歯科治療を終えることの出来る一貫性を持つことをモットーに治療している

座右の銘は「あの時の自分と今の自分を比べるのは、今の自分に失礼」というイチロー選手の言葉