歯周ポケット検査と歯茎についてのFAQ

こんにちは!立川デンタルクリニックすずきの歯科衛生士杉田です!

お盆に入りますが皆さんはどうお過ごしでしょうか?

当院も10日〜15日までお盆休みを頂いております🙇‍♀️

何かございましたら16日(土)からは通常営業しているので16日以降にご連絡お願い致します🙏

それでは今回の内容は歯周ポケットの検査ってなに?どういう風にしているのかと、下がった(上がった)歯茎は元に戻るの?という話題で行っていきたいと思います!

⑴歯周ポケット検査ってなに?

歯周ポケット検査とは、プローブという器具を歯と歯肉の境目(歯周ポケット)に挿入して、歯周ポケットの深さ(mm)や出血の有無などを調べます。

ポケット検査は、歯周病の進行状態を評価するために必要な検査で、直視できない歯肉の内側の炎症や歯石の有無、歯根の形態などを確認することができます。

プローブという器具は先端が細いので検査中はチクチクとした痛みがございますが、消して歯茎が悪くなっているからではございません

ですが、歯茎の腫れが酷いと痛みは感じやすくなっております😕

歯周ポケットの深さは歯周病の進行度を把握するための最もわかりやすい指標です😂

健康な基準は3mm以下で出血がない状態です

一般的に、歯周ポケットが3mm以下であればセルフケアでも歯垢を取り除くことができ、歯肉の状態を改善できます。 しかし、4mm以上になってくるとブラッシングだけでは歯垢除去が難しく歯科医院で歯垢や歯茎の中にこびり付いてしまった隠れ歯石の除去をしなくてはなりません。

もちろん、この検査だけで歯周病と判断するのではなく、レントゲンの検査や歯が揺れてないかの検査も必要となってきます。

これらを踏まえて歯周病の判断を行います。

定期的に行う理由も進行してないかどうか判断するためです!

⑵下がった歯茎は元に戻らない?

結論から言うと歯茎は元には戻りません!!!!

原因は沢山あります

歯周病
歯周病は、歯茎や歯を支える骨を溶かしてしまう病気で、歯茎が下がる最も一般的な原因です。

間違ったブラッシング
強い力でゴシゴシと磨く、歯ブラシの毛先が硬いものを使用するなどの間違ったブラッシングは、歯茎を傷つけ、退縮を招くことがあります。

加齢
年齢を重ねるとともに、歯茎も自然に退縮することがあります。


喫煙
喫煙は、歯茎の血行を悪くし、歯周病を悪化させるため、歯茎の退縮を促進します。

遺伝
歯周病になりやすいかどうかは、遺伝的な要因も関係します。

その他
矯正治療、歯ぎしり、食いしばりなども、歯茎の退縮に影響を与えることがあります

歯茎を下げないためにも予防が大切です😌

正しいブラッシング:
歯ブラシの毛先が柔らかく、軽い力で磨くようにしましょう。

定期的な歯科検診:
定期的に歯科医院を受診し、歯周病の早期発見・早期治療を心がけましょう。

生活習慣の見直し:
喫煙を避け、バランスの取れた食事を心がけ、ストレスを溜めないようにしましょう。

少しでも自分の歯は大丈夫かな?って思った方はお気軽にご相談してくだいね☺️

そして、ご案内です!!!

現在当院では唾液検査キャンペーンを行っております

通常価格¥2700のところを8/18~11/15の3ヶ月限定で¥1500で行います!

唾液検査で分かることは歯周病菌の量、虫歯菌の量、口臭の有無、唾液量など様々なことが分かります。

そしてその検査結果を元におすすめの歯磨き粉や検診期間などご提案が可能です🙆‍♀️

当院ではシルハを取り扱っており、今年システムがリニューアルされました。

以前よりもよりわかりやすく、精密な検査結果が出るため「最近お口の乾燥が少し気になる」や「自分はどんなリスクが高いんだろう」と少しでも思った方はこの機会にぜひお試しください!

熱中症予防のスポーツドリンクの飲み方🍹

こんにちは!立川デンタルクリニックすずきです☺️

今週は歯科助手の石井がブログを担当させて頂きます!!

いよいよ関東も梅雨明けして、夏本番突入ですね☀️💦
今年は熱中症の調査が始まって以来、熱中症による救急搬送の人数が最も多くなったのはご存知でしたでしょうか😰
また、死亡者数も120名に上り過去最多となったそうです🙀

毎日暑くて大変ですが、皆さんも熱中症にならないように気をつけて過ごしていきましょうね😵‍💫✨
熱中症予防にスポーツドリンクを飲んだり、塩分チャージのタブレットを舐める方もいらっしゃいますよね。
もちろん、スポーツドリンクや塩分を摂ることは、熱中症を予防するにはとても重要なものです🌟しかし、こういった飲み物には糖分が多く含まれているため、飲み過ぎには注意が必要です。

そもそも、汗をかくと水分と一緒にナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウムなどといったミネラルも同時に体内から失われ、水を補給したとしても体はミネラル濃度を保つために水を排出しようとします💦
そんな時、スポーツドリンクは水分だけでなく体に必要なミネラルも同時に補給してくれるので熱中症予防に効果的なものなのです🌈

一方でこのような飲み物には糖分が多く含まれていることから、虫歯のリスクを高めてしまうという面もあります。
実際に、スポーツドリンクをしょっちゅう口にしているスポーツ選手は、虫歯が多いとも言われています😫
市販のスポーツドリンクには、飲みやすくするために大量の砂糖が含まれています。
スポーツドリンクに含まれる砂糖は、虫歯菌のエサとなりますし、口内に糖分が長時間停滞することで口内細菌が繁殖して歯垢を作り出し、そこに含まれる虫歯菌が酸を作り出して歯を溶かしてしまうのです‼️
また、スポーツドリンクは糖分だけでなく、酸も多く含まれるため、その点にも注意が必要です⚠️スポーツドリンクの酸性度は高めなので、飲むことによって口内が酸にさらされる環境となってしまい、歯が酸によって溶ける「酸蝕症」を起こしやすくなります。
酸性に傾くと虫歯になりやすくなるため注意が必要です😦⚡️

熱中症は命にもかかわる事態も招くものですから、歯にリスクがあるとはいえ、熱中症対策にはスポーツドリンクはやはり必要になってきます。
でも実は、スポーツドリンクも飲み方に注意すれば虫歯や酸蝕症のリスクを下げることは可能です💡

ここで、スポーツドリンクの飲み方の注意点について少しお話ししていきたいと思います✨

○ダラダラ、ちびちび飲むことを避ける
糖分は口内に長く停滞するほどリスクが高まります😵‍💫
そのため、スポーツドリンクを飲む時には少しずつちびちび飲むよりも、一気に飲んだ方が虫歯のリスクは下げられます!
糖分が口内に入っても、その後は唾液が分泌されて口内を洗い流す作用が起こって虫歯リスクが下がると考えられます。

○ストローのついた水筒で飲む
糖分が歯に触れる時間が長いほど虫歯のリスクが高まります。ストロータイプの水筒なら、より喉に近いほうに流し込めるのでリスクを減らすことができます‼︎

○水や麦茶を飲む
スポーツドリンクのみを飲むのではなく、スポーツドリンクのほかに水や麦茶も用意しておいてスポーツドリンクを飲んだ後に飲みましょう‼︎口内を洗い流し、中性に戻しやすくしてくれるため、おすすめです🦷

今挙げた方法のどれか一つでも、日々の生活で取り入れてみてはいかがでしょうか🪄
スポーツドリンクの上手な摂取方法を実践して、お口の中を清潔にしながら暑い夏を乗り切りましょう☀️

健康な歯を保つためには、日々のケアが欠かせません🦷定期的な歯科検診も忘れずに行い、問題が発生する前に対処することが重要です。健康な口腔内で今年の夏を楽しみましょう🌞🐚🎐

当院でも定期検診を行なっておりますので、ここ最近受けてない方も、受けてる方も、是非この機会に受けてみてはいかがでしょうか☺️ご予約をお待ちしております💞

子どもの歯の生え変わりっていつ??

こんにちは!立川デンタルクリニックすずき

歯科医師の吉田です。

今回のテーマは子どもの歯の生え変わる時期についてお伝えしていきたいと思います!

要は大人の歯っていつ生えるの??というお話だと思ってください。

子どもの歯が生え変わる時期は一般的には6歳〜12歳ごろまでの間に生え変わります。

まず、6歳ごろに下の前歯が生え変わることが多いです。

また、6〜7歳頃には前歯から数えて6番目の歯である第一大臼歯が生え始めます。この歯は6歳臼歯とも呼ばれ、大人の歯なので生え変わることはありません。
この歯は噛み合わせに重要な歯になのですが、奥歯なので磨き残しが多く、虫歯のリスクが高いのでしっかり仕上げ磨きをしてあげてください!

10歳から12歳ごろには前歯から3番目の犬歯(糸切り歯)や4番目、5番目の第一小臼歯、第二小臼歯が生え変わります。

そして12歳ごろには前歯から7番目である第二大臼歯、別名12歳臼歯と呼ばれる大人の歯が生え始めます。この歯も6歳臼歯である第一大臼歯同様に生え変わることはありません。この歯も奥歯で磨き残しが多いので虫歯に注意する必要があります!

また、10代後半から20代前半にかけて第三大臼歯、いわゆる親知らずが生えてくる場合があります。
親知らず全てが抜歯対象ではありませんが、親知らずの生え方などによっては抜いた方が良い場合や何度も腫れた経験がある場合は虫歯や歯周病のリスクが高いので抜歯した方が良いことの方が多いです。
また、年齢が若いほど骨の治りなども早いので、骨を一部削らなければ抜けない親知らずの場合は若い時にやった方が治りは早いと一般的には言われています。
歯を抜くのは皆さん怖いと思いますが、親知らずがある方はこの機会に一度相談されてみてはいかがでしょうか?

話が脱線してしまったので、元に戻ります!

子どもの歯から大人の歯に生え変わる時期はとても重要です。

子どもの虫歯をずっと放置してしまうと、最悪の場合は大人の歯が生えてくるスペースがうまく確保できずに歯並びが悪くなったり、虫歯になりやすい大人の歯が生えてくることもあります。

もちろん、歯並びの原因はそれだけではないので、お子さんの歯並びが気になった際には歯医者を受診することをオススメします!

何事も早期発見、早期予防が重要なので定期的な歯科検診や予防処置を行い、お子さんのお口の健康を一緒に守っていきましょう!

仕上げ歯磨き1つをとっても仕上げ磨きの歯ブラシは何を使えばいいの?歯磨きの方法は?歯磨き粉はどれがいいの?など分からないことは沢山あると思います。
そんな時は一人で悩まず、ご相談ください。
私達がサポートします!

最後になりますが、7/6(日)は院内でキッザニアをやりました!
参加してくれた方は楽しかったでしょうか!?
少しでも歯科に興味を持って頂けたら幸いです。
来年も開催予定ですので、ぜひご参加お待ちしております!