矯正って必ず歯を抜くの?

こんにちは

立川駅南口より徒歩5分の歯医者さん、立川デンタルクリニックすずき院長の鈴木です。

暑い日が続いていますね!

気象庁が災害的暑さという表現をしましたね!初めて聞きました。

先日、30度という表示を見て、今日は比較的涼しいな…って思ってしまいました。感覚もマヒしてきていますね。

皆さん、熱中症には十分お気をつけください。

さて、今日は先日の続き

矯正についてのお話しです。

よくある質問に、歯を抜かなくてはいけないんですか?

相談に行ったら、歯を抜くという先生と、抜かなくていいという先生がいるのですが、抜かなくても治せる先生の方が上手なんですか?

そのような質問が多くあります。

今日はそこについて詳しくお話ししたいと思います。

矯正治療を行う場合、歯を抜くか抜かないか…は人それぞれです。

では、なぜ歯を抜くのでしょうか?

それは、顎の大きさに対して、歯が全部並ぶスペースがないために歯を抜いてスペースを作る。という事です。

どの位スペースが足りないかによって、スペースの作り方は変わってきます。

歯と歯の間を少し削ることでスペースを作る場合もありますし、歯を抜いてスペースを作る場合もあります。

顎の骨の横幅を広げることでスペースを作る場合もありますし、奥歯を奥にスライドさせてスペースを作る場合もあります。

どの方法が最も確実で、期間も短く動かせるか?というのがベースの考え方です。そして、僕が最も大切にしているのは、顔に対してその歯並びは調和が取れているか?そして、しっかり咬むことが出来るのか?

その二点を大事にしています。

例えば、歯は綺麗に並んでいる。歯型を取って模型で見れば綺麗な歯並び。

しかし、上顎も下あごも、なんか前に飛び出している。口もとだけが前に出ていて猿みたい。

そうなってしまうなら、歯を抜いてでも口元と顔貌の調和が取れるようにしてあげた方がいいと思います。

また、無理に顎の骨を横に開いたことで、唇が引っ張られた感じがする。矯正が終わったら唇が薄くなった気がする。

というのも、それで調和が取れていればいいのですが、無理しすぎでバランスが悪くなっているのであれば、歯を抜いてでもスペースを作った方がいいと思います。

しかし、親知らずは抜いてから矯正する方が、矯正期間は短くなる傾向にあると思います。

親知らずが歯を動かすのに全く影響しない場合もありますが、それは非常にレアケースだと思います。

親知らずを抜かずに始めたけど、やっぱり矯正治療中に抜くことになった。というパターンもあります。

歯医者側の立場でも、出来るだけ歯を抜かずに歯並びを良くしてあげたいという気持ちは同じです。

しかし、無理に残す…というのは、あとあと苦労することが多いかと思います。

自分はどうなんだろう?と思ったら、まずは相談してみて下さい。

立川デンタルクリニックすずきでは、矯正の無料相談も行っております。

お気軽にお問い合わせください。

矯正治療の詳細や価格についてはこちらのページをご覧ください

次回はワイヤー矯正とマウスピース矯正の違いについてお話しします。

矯正治療っていつから始めればいいの?

こんにちは

立川駅南口から徒歩五分の歯医者さん

立川デンタルクリニックすずき院長の鈴木です。

今日は、前回、前々回とお話しさせてもらった矯正歯科についての話の続きです。

以前までの話で、矯正治療をするメリット、矯正治療を行わないデメリットについてお話しさせてもらいました。

今日は、具体的に、開始年齢やタイミングについてお話ししたいと思います。

矯正歯科治療について、歯科医院または、専門の歯医者さんで相談を受けたことがある。という人は、日本人では23.5%というデータがあります。しかし、以前に比べて、矯正治療が必要な日本人の割合って増えてきているのはご存知ですか?

最近の子供たちを見ていて思うことがあるのですが、最近の子供たちは手足が長いなー

そして、顔が小さいなーって本当によく思います。

食生活や椅子生活、など生活環境の変化により体型が欧米化してきているというのは、ニュースなどで聞いたことがあるのではないでしょうか?

それに対して、歯の大きさは?というと、あまり昔と変化がありません。

昔は、歯がしっかりと並ぶスペースがあったのに、顔が小さくなってきた子供たちには、歯が並ぶスペースが少ない事が多いのです。

スペースが足りないとどうなるか?

八重歯になったり、出っ歯になったり、並びがずれたりします。

体型が欧米化してきた子供たちが今後成長するに従い、歯並びが悪い口の中になる可能性が高くなるという事です。

それでは、矯正治療って何歳から始めることが出来るのでしょうか?

口の中に装置を入れて使うことが出来るのは、早くて5歳~6歳と言われています。

逆に言えば、その年齢までは様子見で問題ないと思います。

その位の年齢になった時、要注意な咬み合わせ、それは、反対咬合です。

反対咬合(俗に言う、受け口)はそのまま成長を観察しても治ることはありません。

骨が成長する途中で、矯正治療を開始出来ればいいのですが、完全に成長が終わってから矯正治療をしようとすると、治療期間が非常に長くなる事があります。

最悪、手術で顎の骨を切るという事をしないといけない場合もあります。

そのような事にならないためにも、受け口の場合は早めに歯科医院、又は矯正歯科、かかりつけの歯医者さんに相談することがお勧めです。

また、この年齢で、かなり大きな出っ歯、前歯と前歯が咬みあっていなくて、隙間がある。という場合も、治療が必要な場合があります。

顎の骨の位置関係が問題の咬み合わせが悪い場合は、早めの治療をお勧めします。

あと、よくある質問、歯を抜かなくてはいけないんですか?

相談に行ったら、歯を抜くという先生と、抜かなくていいという先生がいるのですが、抜かなくても治せる先生の方が上手なんですか?

そのような質問が多くあります。

それは…

長くなったので、また次回お話ししますね!

矯正治療の詳細についてはこちらのページをご覧ください

歯科矯正についてのQ&A

こんにちは

立川駅南口から徒歩5分の歯科医院。立川デンタルクリニックすずき院長の鈴木です。

今日はサッカー一次リーグ最終戦ですね!突破がかかった大一番!頑張ってください!

今日は歯科矯正についてのお話しをさせていただきます。

意外に知らない歯科矯正の話も多いかと思いますので、最後までお付き合いいただければ幸いです。

まず、歯科矯正で歯並びが改善するとどんなメリットがあるか?についてです。

もちろん、見た目が改善します。笑った時に見える歯の並びで笑顔の印象が変わってきます。第一印象を大事にしている方も多いかと思いますが、素敵な笑顔は高感度を非常に上げるというデータがあります。

実際に行った実験では、歯のケアをしっかりと行っている人と、行っていない人。同じ年齢の同性、服装も一般的なスーツで髪型もほぼ同じ。

そこでイメージアンケートを取った所、歯が綺麗な人に対するイメージは、教養がありそう、年収が高そう、頭の回転が良さそう、育ちが良さそう、清潔そうなどのポジティブな意見が多かったのに対し

歯のケアを行っていない人に対しては、不潔そう、学歴がなさそう、暴力的で怖そう、年収が低そう、などのネガティブなイメージが多いというデータが出ました。

髪型も同様な結果になりましたが、不思議な事に、日本人は髪型やシャツの襟の黄ばみなどは気にする方が多いのですが、歯に関してはあまり気にしない方が多いように思われます。

そこで、矯正歯科の先進国、アメリカと日本でデータを調べてみました。

アメリカで矯正歯科専門医に歯並びについて相談したことがある人は67.5%いたのに対し、日本では23.5%という結果がありました。

日本人が矯正しない理由の第一位は金銭的な問題。第二位は…

なんと、気にならない、困っていない!でした。

歯科矯正の治療費はアメリカと日本ではアメリカの方が高額なのに、なぜアメリカの人は積極的に歯科矯正を行うのでしょうか?

そこには、医療保険制度の違いがあります。

日本では、国民皆保険制度が取られており、日本国民は必ず何かの医療保険制度に加入する義務があります。

それに対し、アメリカでは医療保険は任意保険です。高収入の人は高額保険に加入でき、高度な医療を受けることが出来ますが、未加入の人は最低限の医療し受けることが出来ません。

その点日本では、誰でも同等の医療を低価格で受けることが出来るというメリットがあります。が、しかし、最先端医療や見た目に関する医療、予防的な医療は保険給適応外となるために受けていない人が多いのが現状です。

予防的な医療が発展していない日本では、どんどん医療費が膨れ上がり、このままでは医療保険制度は破たんすると言われています。

アメリカでは、歯科矯正治療が完了した人は、医療保険加入費用が安くなる商品もあるそうです。

なぜ、矯正治療が終わった人は保険費用が安くなるのでしょうか?

そこには、見た目以外のメリットが沢山あったのです。

矯正治療をするとどんなメリットがあるのか…

は、また次回お話しします!

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