現在の夢!

こんにちは

立川デンタルクリニックすずき院長の鈴木です。

昨日まで、長々と自己紹介にお付き合いいただき本当にありがとうございました。

今日が、自己紹介最終回です。

開業して3年半が過ぎ、色々な事を考えて治療していましたが、やはり核となるものは予防である。

そう再確認する毎日です。

もっと早く治療を開始していれば…

もう少し重要性を上手く説明で来ていたら…

そのように思うことが多いので、出来るだけこのブログを通じて予防の大切さ。

何もなくても歯科医院に行く。むしろ、何もないから歯科医院に行く!

そのような考え方を少しでも沢山の方に広めたい。

そう、思っております。

最近、歯周病と色々な全身の病気との関連性が多く報告されるようになりました。

糖尿病はもちろん、全身の免疫疾患、消化器疾患、癌や認知症まで様々な疾患が歯周病と関連しているという事が学会などで報告されています。

その中で、当院が出来る事は何だろう?

そう考えたときに

「口は身体の入り口、身体の健康は口の健康から」

という治療理念を掲げることにしました。

当院では、様々な治療を取り入れております。

歯科医院ではなかなか行わないような治療も取り入れております。

しかし、それは歯医者だから、歯の治療だけすればいい!というわけではなく、歯の治療をしたら、身体全体の調子が良くなった!

そう思っていただけるような、治療をしよう!

その治療理念のもとに、様々な事を取り入れております。

 

現在当院で行っている予防歯科プログラムも少しずつより利用しやすい制度にしていこうと思っております。

 

まずは、糖尿病と歯周病の関係から、血糖値の測定器を取り入れました。

予防歯科プログラムの唾液検査を行った方に、血糖値も計り、糖尿病の予備軍ではないか?という事を検査することを取り入れました。

 

今後は、順次、より全身との関係性を調べる検査を導入し、歯周病で口の中、歯茎の状態が良くなっただけでなく、さらに身体全身の状態も良くなったと言っていただけるように、順次準備を進めていこうと思っております。

 

そして、もう一つ。

当院に通院中の患者さんに日頃より申し訳ないなーと思っていることが…

それが、込み合っている時などに、待ち時間が長くなってしまうという事です。

 

せっかく、予約して時間を作ってきていただけているのに、待ち時間が長く、帰る時間が遅くなってしまう…

そのような事を出来るだけ少なくするために、時間通りに案内できるように色々と改善しております。

出来るだけ予定通りに診療を開始し、出来るだけ予定通りに診療が終わることができるよう…

具体的な動きが決定しましたら、またこちらで連絡させていただきます。

少しでも通院中の患者さんが通いやすい医院になるよう日々成長いたしますので、これからもよろしくお願いいたします!

明日から11日まで夏季休診とさせていただきます。

12日より通常通り診療いたします。

予約の変更等はHPからも行うことが出来ますので、ご利用ください。

著者紹介

鈴木博貴(歯科医師)

2006年 岩手医科大学歯学部卒業

2007年4月20日 歯科医籍 第158595号 登録

2013年11月 立川デンタルクリニックすずき 開院

「口は身体の入り口 身体の健康は口の健康から」を医院理念とし

分かりやすく、笑顔で、一般歯科、口腔外科、小児歯科、矯正歯科の全ての分野で転院せずに歯科治療を終えることの出来る一貫性を持つことをモットーに治療している

座右の銘は「あの時の自分と今の自分を比べるのは、今の自分に失礼」というイチロー選手の言葉

開業に携わってくれた人々

こんにちは

立川デンタルクリニックすずき院長の鈴木です。

当院は明日まで通常通り診療しております。

7日月曜日より11日金曜日まで休診とさせていただきます。

よろしくお願いいたします。

さて、自己紹介もあと2回!

今日は打ち合わせに協力してくれた人々の話をしましょう。

立川の今の場所でやる!!

そう決心した時。

床と壁しかない状態のテナントをみて

僕は大まかな設計が頭の中に描くことが出来ました。

こんな医院に出来たらいいな…

その思いをしっかりと伝えるべく週に2回

多いときは3回、設計を担当してくれた人と

材料の仕入れ担当、その支店長の4人で飲みまくってました(笑)

僕の頭の中のイメージを伝える事は予想を超えてかなり難しかったです。

まず、専門用語がわからない。

「こんな感じの壁」と言っても、当然その壁の作り方には名前があるわけで…

しかし、それを知らない僕は、手あたり次第ネット等で画像を拾ってきては

それを見せて補足説明する。

打ち合わせのための資料を作るのがとても時間がかかりました。

次に、図面がみれない。

平面図を頭の中で立体的にできないのです。

この壁はどこまで伸びてるのか。

この角度から見たときどのようにみえるのか…

建築のことはさっぱりわからないので、色々な人に話を聞きました。

第三者の利益の全くない人の意見。

建築デザイナーさん

近所の人(笑)

いや、近所の人のつながり、意見はとても大切でした。

人と人のつながり、自分が求められたら、人のために全力を尽くす事の大切さ

東京は他人に冷たいと言いますが、そんなことはないです。

心の底から

「お願いします」

「ありがとうございます」

この二つをしっかり伝えただけなのに、周りの人々はとても親身になって協力してくれました。

そんな様々な人の支え、意見、アイデアで僕の頭の中にあったイメージが

どんどん現実のものになってきました。

設計が進むと、どの医療器具を導入するかを決めなくてはなりません。

そこでも僕のイメージと使いやすさ、

当然機械ものなので、調子が悪くなった時の対応

そこを重要視して決める予定でしたが…

結局は、人でした(笑)

僕は誰から買いたいか。

この先ずっと何かあった時に頼れる人から買いたい!!

最後の一押しはそこでした。

歯科医療機器も様々なメーカーが出しています。

どのメーカーも特徴を出して甲乙付け難い。

限られた予算内では何かを妥協しなくてはならない。

それをどこにするか。

僕は、自分が最初にほしいと思った直感を信じました。

現在まではその直感は正しかったと思っています。

予算内に理想的なものを作る。

そんな矛盾する状況を様々な人の助けと努力、協力で

現在の医院を作ることが出来ました。

この医院の立ち上げに携わってくれた人たちに

感謝してもしきれません。

この場を借りて

「本当にありがとうございました」

「これから、僕が医院での活動で恩返ししていきます」

何度お礼を言っても足りないくらい感謝しています!!

院内が完成し

皆さんのお披露目をする前に

今回の営業の方、皆さんと焼肉パーティーをしました。

男ばかり10数人(笑)

今までの飲み会で一番楽しかった飲み会でした(笑)

男同士のくだらない会話

仕事への熱い情熱

未来の展望、夢

みんなが、次の日の仕事を忘れて、朝まで飲み明かしました。

「みんな!また節目にやろーね!!」(笑)

そして、現在の場所で開業させていただきました。

僕の治療の目標は

「できるだけ、痛みがなく」

「できるだけ、通院回数が少なく」

「できるだけ、再治療をしない方法」

です。

しかし、ここには矛盾するところもあります。

たとえば、痛みがなく、回数が少ない

これは矛盾することがあります。

炎症が強く起きている時に、治療を進めると

治療後に痛みが出る場合が多いです。

結局、いかに納得してもらえるか、

いかに僕を信用してもらえるかだと思っています。

患者さんの立場になって考え

その人に一番負担が少なく利益になる方法を説明する。

当然、治療には利点、欠点があります。

欠点が全くない治療法はないので、

そこを説明し、治療法をえらんでもらう。

もちろん、患者さんによって歯の治療に対する

考え方は異なります。

そこを加味していく。

これが、僕の治療スタイルです。

このスタイルをスタッフ全員に浸透させることが、第一の目標です。

最初から、理想的な医院は作れませんが、

僕がしっかりと方向性を示し

全員をその方向に向かせることで

少しづつ理想の医院に近づけると思っています。

宣言!

「立川デンタルクリニックすずきでは、

現在の状態を説明し、ライフスタイルを加味して

治療計画を提案します」

「治療の選択肢が複数の場合は必ず利点欠点を説明します」

「その上で、治療方法を選択してもらいます」

「質問、疑問があったらいつでも相談してください」

そう決意して、3年半!!

あっという間ですね…

次回は、最終回!これからの夢をお話ししたいと思います!!

著者紹介

鈴木博貴(歯科医師)

2006年 岩手医科大学歯学部卒業

2007年4月20日 歯科医籍 第158595号 登録

2013年11月 立川デンタルクリニックすずき 開院

「口は身体の入り口 身体の健康は口の健康から」を医院理念とし

分かりやすく、笑顔で、一般歯科、口腔外科、小児歯科、矯正歯科の全ての分野で転院せずに歯科治療を終えることの出来る一貫性を持つことをモットーに治療している

座右の銘は「あの時の自分と今の自分を比べるのは、今の自分に失礼」というイチロー選手の言葉

独立に向けての動き

こんにちは

立川デンタルクリニックすずき院長の鈴木です。

改めて、投稿すると、自己紹介長いですね…(笑)

もう少しです(笑)

 

勤務医生活も丸5年たち、一つの職場で4年勤務して自分の治療の長期的な経過も見ることが出来るようになってきた頃

自分の医院を持つという事を考え始めました。

 

歯科医師になった時に35歳までに独立開業する!!

という目標を掲げて日々努力してきましたが、気が付くと34歳の誕生日を迎えようとしている。

このままでは、目標が達成出来ない。どうすればよいか、考えた僕は、少し変わった方法をとりました。

 

それは

その時勤務していた院長先生。会社で言えば社長です。

その院長に宣言したのです。

 

忘れもしない

2013年1月4日

仕事始めの日の夜。

初めて僕から院長を飲みに誘いました。

そして

「今年中に開業しようと思います。」

「場所とか、資金とか何も決まっていませんが

とりあえず、今年中に開業します」

 

通常、色々なことが決まり、時期も決まったあたりに

辞めることを報告するのがふつうなのかもしれません。

たしかに、

「だったら、明日から来なくていいよ」

といわれる可能性もありました。

そのあと、責任のある仕事が回ってこない可能性もありました。

しかし、僕は、自分が辞めることにより

勤務先の医院に迷惑を掛けたくなかったのと、

院長は人として先輩として尊敬していたので

僕の宣言に対して何か嫌がらせなどをするとは思っていませんでした。

僕の今の実力を一番わかってくれている人に

一番最初に伝えて、なんといわれるか反応が知りたかったです。

予想通り、協力をしていただき

嫌がらせなど受けることもなく

また、足りない部分、現状などのアドバイスを受けました。

その後もいつも通りに仕事をさせていただき、

打ち合わせ等で休み、早退なども許していただきました。

本当に感謝しております。

今でも、一番身近であり、でも、いつまでも追いつけなさそうな人は

院長です。

これからも目標にさせていただきます。

職場の協力を得て開業準備を始めた僕は一つの大きな決断をしなくてはなりませんでした。

 

それは開業場所でした。

僕は長男ということもあり、実家の函館に帰るべきではないのだろうか。

函館は地元だが、15年も住んでいない…

最近の人口の流れ、これから伸びてくる地域など全くわからない…

等の不安。

一人で悩んでも答えが出なそうなので

率直に親に打ち明けました。

普通に考えれば、親の気持ちとしては帰ってきてほしいだろうな…などと思っていました。

しかし、返ってきた答えは

「自分の好きなようにやれ」

「ただし、自己責任でやれ」

「それであれば、口出しはしない」

でした。

一番うれしい言葉であり、

一番心細い言葉でもありました。

全てを自分の決定で。

悩みました。

軽い不眠症にもなりました。(笑)

悪いこと、辛いことばかり考えてしまいました。

そんな時、尊敬する院長に相談しました。

その時の言葉が

「そんなんで不眠症になってたらこの先どうすんだ!」

「やりたいようにやって、ダメならまた振り出しに戻ればいい」

「命まで取られるわけじゃないんだ」

「これから先、もっと大変な事、山のようにあるぞ」

たしかに…

開業したい!と言ってはいても、

本当に覚悟が決まってなかったのかもしれない。

全てを開業に捧げれるか…

どこの地域で開業しても、今の歯科業界は激戦区ばかり。

そこで、地域性のリスクなど考えていても仕方ない!

やりたいようにやる!!

覚悟を決めました。

それで、自分のやりたい診療、やりたいスタイル、やりたいことを箇条書きにしたところ

立川の現在地で開業するということを決心しました。

開業地が決まると次々とほかの事を決めなくてはなりません。

その打ち合わせでも様々な人に助けてもらったのですが、

その様子はまた次回…